先日、1月8日のまだ朝にもならない真夜中に、
はるちゃんが旅立ちました。
3歳はやっぱり短い。
はるちゃんは最後に少しだけ、一緒に過ごす時間をくれました。
弱気な投稿した後、少しでも好きなところに行って過ごせるようにと、ステロイドと一緒に介護食をシリンジであげていました。
緩和ケアで看取る、と言いながら強制給餌をしている自分の矛盾には目をつむって。
何が功を奏したのかはわかりませんが、何日かたち急にモリモリと普通のウェットとカリカリを食べだし、
2kgまで落ちていた体重が2週間で2.6kgまで増えたのでした。
好きな場所に行き、好きなだけ食べ、好きなところで眠り、きちんとトイレで用を足し、遊びたい時に遊ぶ。
リンパ腫になる前までできていた普通の生活を、年末まで続けることができました。
クリスマスを過ぎてすぐ、パタリと食べなくなり、
1月3日頃からトイレが間に合わなくなりました。
1月5日、少し呼吸が早く浅めになっているのが気になってレントゲンを撮ってもらったら、胸水が少し溜まっていると。
少しでも楽になれば、と胸水を抜いてもらいました。
そろそろ酸素室を用意しなくては…と思っていました。
トイレに向かう以前に、猫ベッドの中や床でおしっこをしてしまうようになったので外出時と寝ている時にマナーウェアをつけさせてもらうことにした6日。
7日の昼間は水が置いてある場所を行ったり来たりし、
それでも夜寝る時には寝室まで登ってきてくれました。
そして夜中、1階に水の置いてあるところで力尽きてしまったようです。
あまりに静かに出ていったのと、まだ亡くなると思っておらず、気づいてあげることができませんでした。
はるちゃんがまだいてる間に、ありがとうを伝えて暖かいところで見送りたかった。
自己満足であったとしても、ひとりで逝かせたくなかった。
本当に心残りです。
ふとした瞬間に、アレコレ思い出しては泣きそうになります。
お風呂のお湯が好きだったな、とか
カサカサした袋をよくかじって遊んでたな、とか
カリカリを食べるのが少し下手っぴだったな、とか
ごはんの時に膝によく乗ってきて寝てたな、とか
クローゼットに隠れるのが上手だったな、とか
上手過ぎて閉じ込められてたっけ、とか
魚より焼き菓子のにおいが大好きで、フィナンシェを食べようとしてたな、とか
テーブルに本や楽譜を広げると、必ず座ってジャマしにきてたな、とか
寝る前に布団にやって来て、長い時間ふみふみしてたな、とか
本当に些細な日常を思い出して、ふっと笑って泣きそうになります。
ありがとう、大好きなはるちゃん。
今までも、これからも、あなたの事を思っています。