最近、愛されることを感じる。
それは思ったよりそこいらにあるのだけど、
なかなか自覚までいたるのに時間がかかったりする。
家族愛、友愛、恋愛、親愛、、、、
かたちはさまざま。
電車で席を譲ったりすることだって、愛だし、
なにもせず、見守ることが、愛、なときもある。
この前、ドラマMIU404のスペシャル対談で、綾野剛さんが、「人生で1番大切にしていることはなんですか?」という問いに即答で
『愛』
と答えていた。
自分を愛すること、も、愛。
わたしはね、わたしは、さっき佐藤二郎さんのTwitterをみて、思い出したんだけど、
わたしには10歳下に妹がいてね。高校卒業とともに実家を出た私とは、彼女が7〜8歳のときから、なかなか会えなくなったの。
たまぁに実家に帰省すると、わたしの帰りをとても喜んでくれて、べったり。また東京に戻るお見送りのときには、いつも彼女は泣きながら手を振ってくれてた。
かわいいなぁ、なーんて思いながら、またねー!って当たり前のようにバイバイしてた。
でもさ、
今思うとさ、
これって、とてつもない「愛される」経験だよね。
会えたことを喜んでくれて
お別れに涙してくれるなんて、
なかなかしてもらえることじゃないよね。
身長も伸びた中学生くらいまで、ちょっと瞳をウルウルさせながらお見送りしてくれてたのを覚えてる。
当時は、あれー?中学生になっても泣いてるのー?なぁんてからかってしまったけど、なんて幸せなことなんだろうか。
わたしは、ただ妹より、ちょっとはやく生まれただけ。私が妹を育てたわけでもなくて、横で一緒に育ててもらっただけ。
それだけで、「おねぇちゃん」と慕ってくれる。
そうして、彼女に愛された経験が、わたしの中で、思考や行動やご縁やなんか、いろんなことにひもづいて、いまにいたるんだろう。
そして、わたしは、踏ん張ることもできる。
きっと妹だけじゃない、たくさんの人たちがくれた、たくさん、たっくさんの愛が、わたしの気付いてないところで、わたしの一部になってるんだろう。
そんな自分なら愛せるかもしれない。
もう、ウルウルはしないけど、一緒にお酒も飲めるようになって、いろーんな話ができるようになって、私よりもわたしをわかってくれてて、とても頼りにしている、できた妹よ。ねぇちゃんは、ふんばるよ。悲しませるようなことはしないよ。
だいすきだよ。
みんなも、まずは、自分を愛して。
綾野剛さんも言ってたよ、自分を愛せる人は、人も愛することができる、って。
今日は気持ちよく眠れそう。
おやすみなさい。
Asuka*