初めて奈良に行ったのは中学生の修学旅行の時。
薬師寺さんの法話を聞いたのは外の境内で、お坊様も私達も立ったままでした。
法話の前か後かは忘れましたが、東塔を観ての感想を質問されて
「凍れる音楽といわれ」
とクラスの生徒が発言すると、学校の教師が「誰がそんなことを言ったの?」とその生徒を責めるような口ぶりで黙らせてしまったことを法話よりも覚えています。
私も心の中で「凍れる音楽」を楽しみにしていたので、「そう言われてます」と応えたかったのですが、言えませんでした。
東塔のリズミカルな美しさを讃えたフェノロサの言葉と伝えられます。

2011年の東塔修繕工事式の式典に参加して、13年経ちました。
今回のひとり旅の目的地は、こちらでした。
何回目の奈良旅かも忘れてしまいましたが、本当に飽きない奈良の地なのです。
続きます。


