香椎美裕紀ストーリー <第3話> 運命のサインが示す先にあるもの | 森井みゆ紀(ミュウミュウ)の流れを読むブログ

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流れを読み解く日々を発信しています。星の話やサインのこと、エネルギーを扱う実践についてなど。

香椎 美裕紀ストーリーの第3弾です。

  

第1話、第2話にもたくさんの感想を送っていただき、

本当にありがとうございます!

物語を通じて、私自身も自分の人生を再体験しています。

 

これまでの記事はこちら。

リンク <第1話> 吹きすさぶ逆風、それでも前に進むと決めた 

リンク <第2話> あきらめそうになる行き止まり、道は開くのか 

 

さて、今回もどんな物語になっているのか?

全5話(予定)になっておりますので、楽しんでお読みくださいね。

  

それでは、第3話をお届けいたします。

 

 

===

 

 

第3話 運命のサインが示す先にあるもの

 

 

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(前回までのあらすじ)

できることは全部やる、を信条に

出版に向けて動きだして1年以上が過ぎた。

やってくるのは、心折れそうな出来事ばかり。

香椎美裕紀の出版は実現するのか・・・

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このままじゃ出版は難しい。

  

現実に起きる出来事は、そう告げるようなことばかり。

  

でも、あきらめたくない。

私は歩みを止めることはなかった。

  

そんな私の前に、また1人の人物との出会いが訪れる。

  

 

☆ 

 

  

ウエスティンホテルのラウンジで、

いま目の前にいるのは、フリーのライター Tさん。

私の企画書に目を通している。

  

Tさんは、20代の時にすりきれるまで読んだ本を始め

私の大好きな本を何冊も手がけた、憧れの人だ。

そんな人と、友人の紹介で会えることになった。

  

しかもTさんは、私の専門である

スピリチュアルの分野に精通している。

“この人から、こんな企画じゃ駄目と言われたら

本当に無理なのかもしれない。”

大げさではなく、私は怖くてぶるぶる震えていた。

  

しかし、返ってきた反応は信じられないものだった。

  

絶賛の言葉だったのだ。

すごく面白いです、こういうの大好きです。

そんな言葉をいただいた。

  

感動する私の目の前に

注文したケーキがちょうど運ばれてきた。

そこには“風船”のマークが、

フルーツソースで鮮やかに描かれていた。

  

“風船”は、願いが叶うことを告げる運命のサイン。

  

「この人との出会いによって、夢が叶うんだ。」

私はそう確信して喜びをかみしめた。

  

 

 

  

その後、Tさんと折りにつれお会いしていく中で

出版に向けての具体的な課題が見えてきた。

  

“流れをよむ・運命のサインをよみとく”というテーマを

どんな切り口で伝えるのか?

いまの企画書では弱い、ということを指摘される。

  

しかし、新しい切り口と企画を考えるも

なかなかピンとくるものは生まれなかった。

  

  

それからも別の出版社に訪れたり、

編集者の方に企画書を見せ続ける日々が続く。

運命的に出会った“ Sさん ”とも再びお会いしながら、

季節は夏から秋に移ろうとしていた。

  

けれども出版の芽はまだ出なかった。

  

ある日、FBメッセージの中に

1通のメッセージが埋もれていたことに気づく。

  

差出人は・・・

サンクチュアリ出版の副編集長。

  

ええっ、直接お会いしたこともない方から

出版のオファー!?と驚くも、

内容をよく読んだところ

サンクチュアリ出版でのセミナー講師の依頼であることが分かった。

  

一瞬受けるかどうか迷うも、

旦那さんからの「やってみたら」という一言が後押しになり

開催してみることに。

  

後日、サンクチュアリ出版に訪れて

打ち合せをしている同時刻に、旦那さんからLINEが届いた。

  

  

「今、ポケモンGOをやってるんだけど

目の前にある“ ポケストップ ”が 

サンクチュアリって名前だよ!」

  

  

ポケストップとは、

ゲーム内に出てくる色々な場所の地名や建物名のこと。

  

私が“サンクチュアリ出版”で打ち合わせをしているときに

同じタイミングで

旦那さんが“サンクチュアリ”という名前の建物に遭遇。

こんな偶然があるだろうか?

  

“ 運命のサイン ”がまたやってきた、と感じた。

  

サンクチュアリ出版でセミナーを行うことは

私にとって大事な意味がある。

しかしどんな意味があるのかは、まだ私にもわからない。

でも何かがある、そう感じた。

  

 

☆    

 

  

サンクチュアリ出版での

“ 流れを読むこと・運命のサインをよみとくこと ”の

セミナーを開催することでどんな扉が開くのか、

本当の意味が分かったのはセミナー翌日のことだった。

  

セミナーに参加してくれた、

・半年間のコンサルティングをお願いしていた著者の女性と、

・企画を絶賛してくれたフリーのライターTさん、

この2人が、セミナー参加中にあるアイディアを閃いたという。

  

そのアイディアとは、出版の新しい切り口と

本の具体的なイメージについてだった。

  

「 本には、運命のサインがたくさん掲載されていて、

  誰もが『そういう偶然ってあるよねー』と思い当たるような、

  “あるある”を集めた辞典になっていて、

  表紙とかにきれいなイラストが描かれていて・・・ 」

  

その話を聞いていたら

私の中で本の実物のイメージが、ビジョンとして鮮明に見えた。

  

この本が未来に存在している、と感じた。

  

“自分の本のイメージが見えたら、本は出る”

そう聞いたことがあるが、

まさしくそれが私にもやってきたのだ。

  

私にとって本が出ることが、夢や願望ではなく

これからやってくる現実だと初めて思えた。

  

“風船”や“サンクチュアリという建物”など

これまでにいくつもやってきた

“ 運命のサイン ”はこのことを告げていたのだ。

  

光の方向は完全に分かった、と感じた。

  

 

☆    

 

  

秋から冬に季節は変わり、やがて2017年に。

ビジョンとして見えたアイディアをもとに、

新しい企画書を再び書き上げ、人に伝える日々が続いていた。

  

何度かお会いしながらも、具体的な話には進まなかった

“ Sさん ”との面会が決まったのも、

年が明けて2月になってからのことだった。

  

「その日の面会には、本の内容を実際に書いて持ってきてください」

という条件がついていた。

  

これはオーディションだ、

書いた内容で決まるんだ、

もうこれが最後のチャンスになるかもしれない。

そう感じた私は緊張しつつも、

一生懸命に書き上げた原稿を持って面会場所に向かった。

  

 

☆    

 

  

打ち合せの場所は、自由が丘。

  

思えば、一番最初にSさんに

本の企画書を見てもらったのも自由が丘だった。

あれから2年近くの月日が経っていた。

  

私の原稿を見る前に、

Sさんが普通の感じで話題を切り出した。

  

  

「本題を話しますね。

結論から言うと、本を作ることになりました。」

  

  

そう言って、企画書を差し出した。

  

予想を超える展開が、突然やってきた。

ビックリしすぎて、言葉にもならない。

  

Sさんは、サプライズに成功したように微笑み

「そうですよね、ビックリしますよね」と言った。

  

私はというと、しばらく事態が飲み込めずにいた。

現実なのだろうか、これは?

夢じゃありませんように。そう願った。

  

けれど、Sさんと話しているうちに

じわじわと実感が湧いてきた。

“私、本出せるんだ。しかもSさんが担当してくれるんだ。”

  

自分の中の大本命、

選択肢の中で最高の選択肢。それが現実になった。

  

「本を作ることになりました」というフレーズを

何度も頭の中で繰り返し、

何度も目の前の企画書を見た。

  

“本当に本当なんだ!

信じられないけど、これ現実だよね?

まだ企画会議は通ってなくて、会議で通らないとかじゃないよね?”

そんなことを思いながら

私はSさんの話を聞いていた。

  

言葉にできないほどの感動と驚きの中、打ち合せは進んでいった。

2017年の9月頃の出版を目指しましょう、

ということになりSさんと別れた。

 

  

☆    

 

  

帰り道 電車の中で私は喜びをかみしめていた。

  

夢じゃないよね、

こんなことが本当に現実になるなんて・・・。

  

Sさんから渡された

2017年秋頃に出版、と書かれた企画書を何回も見ながら

あきらめないでよかった とつぶやいた。

   

この日のことは、

私にとって一生忘れられないものになった。

  

  

(続く)

  

  

<第4話> 夢の実現・開いた扉の先に待っていたものは

 

  

~ p.s. ~

お読み下さり、ありがとうございました^^

本の出版は実現しましたが、もう少しだけ物語は続きます。

  

今回の物語で出版が決まった私の本ですが、

サンマーク出版さんのホームページに掲載されています!

リンク『運命のサインをよみとく事典』サンマーク出版

 

もう・・・感無量です。

見ていただけると嬉しいです!

 

また、このページでは1章を読めるサキ読み(無料)という

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ぜひ物語と同時進行でお楽しみくださいね^^

 

 

物語の感想などありましたら、

コメントやメッセージをいただけると嬉しいです!

 

では、次回も楽しみにお待ちくださいね。

 

 

 

花香椎美裕紀ストーリー 目次花

リンク <第1話> 吹きすさぶ逆風、それでも前に進むと決めた

リンク <第2話> あきらめそうになる行き止まり、道は開くのか

リンク <第3話> 運命のサインが示す先にあるもの(この記事)

リンク <第4話> 夢の実現・開いた扉の先に待っていたものは

リンク <第5話> 運命のサインをよみとく生き方・私が人生で伝えていきたいもの

 

 

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