平塚の金目川にはたくさんの白い鳥が群れていました。さて、その正体は・・・
次々に集まってきます。
白鷺(シラサギ)という鳥はいません。白い鷺なら三種類。ダイサギ、チュウサギ、コサギです。
小鷺(コサギ)
中でも一番よく見かけるのはコサギです。見分け方は足です。足の先が黄色くなっているのがコサギ。ここの群れはコサギの群れでした。
だけどなぜか一羽、変わりものが混じっています。
大鷺(ダイサギ)
隣のコサギと比べると大きさや首の長さの違いがわかりやすいですね。くちばしが黄色いのがダイサギの特徴です。
サギの仲間は集団でコロニーを形成するため、近隣住民の苦情のために追い出されたり、開発でコロニーが破壊されたりして、急速に数を減らしています。
もともとは、川の中州や原っぱにコロニーを作って生活をしていたのですが、それが近年の河川工事や宅地開発によってどんどん住処を追われています。しかも住民の苦情で住処を追われて、人間って本当に勝手な生き物だと思います。数年後また朱鷺の二の舞にならないかと心配です。
鳥の生きられない場所は人間も生きにくい場所だと思います。ちょっとした鳥の憩いの場所ですので上手に共存できるといいですね。