行田蓮(ギョウダハス)
看板に「埼玉蓮」と書いてありましたが、おそらく行田蓮のことではないかと思われます。さきたま古墳群のある行田市で1971年公共工事が行われた際、地上に出てきた蓮の種が自然に発芽し、たくさんの花を咲かせたという珍しいパターンです。その後調査が行われ2500年~3000年前の古代蓮だとわかりました。その後さまざまな研究でおおよそ1400年~3000年前のものと推定されています。
古代蓮といえば千葉の大賀蓮が有名ですが、この行田蓮も同じような特徴を持っています。
工事から偶然に千年を超える眠りから目覚め発芽して花を咲かせるなんて、すごいロマンですよね。
それだけに花の美しさもひとしおです。
漁山紅蓮(ギョザンコウレン)
こちらは花が丸い形をしていたギョザンコウレンという蓮。
漁山とは声明(仏の徳をたたえる歌)の発祥の地とされる中国の聖地です。
少し白っぽい花もありました。
こちらはどうやら混合種のようです。
他には睡蓮やコウホネなども咲いていました。歩くたびにポチャンと音がするのでなんだろうと思ったら・・・
この子たちでしたトノサマガエルです。他にもたくさんのトンボ類が命の営みを行っていました。また睡蓮やトンボなどは次のブログで・・・