へびつかい座ρ分子雲領域(IC4603~4605周辺) | 今夜も快晴!★koheiの天体写真★

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先日5/4の機材ネタ「明るい撮影用屈折鏡筒について ~miniCat51など~」がなぜかバグっており、アクセス数は過去最高(前回は彗星)を更新、昨日は全体でもamebloカメラ・写真ジャンルの4位になりました。天リフさんがXにピックアップしていただいたのもありますが、普段はピックアップいただいてもこれほど増えません。内容は薄っぺらいのですが...改めてブログにアップする以上は責任があり、しっかりしたものにする必要性を感じます。(本当は写真の方を見てほしいのですが💦)

 

今回の新月期、同時に銀河も撮影しているのですが、どうしても艶やかな夏の星雲を優先してしまいます。今回も月が沈むとシャッターを切り始め、薄明まで放置。時々霞っぽい...風はなくガイドは良好。

 

へびつかい座ρ分子雲領域とは、さそり座のカラフルタウンの五角形の上の星(へびつかい座ρ星)周辺の反射星雲IC4603~4605とそこから伸びている巨大で濃い分子雲領域です。カラフルタウンの他の明るい星雲星団の中でその存在は埋もれがちですが、オリオン大星雲付近、おうし座の分子雲と並んで全天の三大分子雲領域の一つらしいので、今回はカラフルタウンから切り取って単独でフレーミングしました。「カラフル」ではありませんが、天の川に浮かぶ反射星雲・暗黒帯は宇宙のアート、感動的です。

 

【へびつかい座ρ分子雲領域】

反射星雲IC4603~4605とそこからたなびく分子雲を拡大してとらえてみました。

 

アノテーション

ファインディング・フォト(黄枠部分です)

 

日時:    2025/5/2 0:15〜 56FRx300S(総露出4時間40分)

鏡筒:   FSQ-106ED(レデューサー)320mm f3
カメラ:  ZWO ASI 2600MCDUO
赤道儀:  AM5 自動ガイド
フィルター:なし(UVIRカット内蔵)
画像処理: PIXINSIGHT
撮影地:  三重県伊賀市