冬の南天低空シリーズ最後の画像です。撮影したのを忘れており画像処理してみると露光時間の割には意外とよかったのでupいたします。ガム星雲の中にある「ほ座超新星残骸」のクローズアップです。見た目網状星雲の何倍もあり、南天天体はどれもとても美しくスケールが大きいですね。
カメラは、2600MCはガム星雲全体を撮影していたのでフルサイズのニコンZ6を使いました。ニコンZ6はASIAIRと相性が良くなくトラブルが多いので、その日の撮影は昭和のリモートタイマーを使用してスタンドアロンで撮影していますが、ASIAIRの便利さに慣れてしまうと構図合せやピント合わせを小さなカメラのモニターでやるのは非常に苦痛です。もう後には戻れないです💦
【ほ座超新星残骸(Gum16)Vela SNR】
ほ座超新星残骸は既知のもので最も地球に近いものの1つです。フィラメントが美しいだけでがなく天文学的にも色々な話題を提供しているようです。
データ
日時: 1/3 00:15〜 13FRx300S(総露出1時間5分)
鏡筒: FSQ-106ED(レデューサー)320mm f3
カメラ: ニコンZ6(HKIR改造)ISO3200
赤道儀: ZWO AM5 自動ガイド
フィルター:デュアルナローバンド(6nm)HYO
画像処理: PIXINSIGHT、PHOTOSHOP
撮影地: 三重県伊賀市(青山高原)