1/25東が晴れているとのことでOrcaさんといつもの青山高原へGo! 今回も冬の南天低空祭り...天頂は快晴で低空はいくぶん雲もありましたが、22時ごろ老人星カノープスも見え期待が高まります。前回味をしめたガム星雲に加え、同好会のMさんから行く前にケンタウルスA銀河とω星団も狙ってきたらと言われ、ついその気に...。
結果、3天体ともゲット、つきまくりで大三元、いやカノープスも合わせて大四喜(タースーシー)の役満成立🀄️ 寒さも強風も眠さも忘れ、もう舞い上がって気分は南半球でした♪(おかげで帰宅後は1日立ち上がれず)
まずはω星団から紹介します。オーストラリアの感動ふたたびということで7x50双眼鏡にて観望。低空なので赤っぽく、現地ほどの感動はありませんでしたが、さすがに全天一の球状星団、丸々と太ったω星団を30分近く美味しく堪能いたしました。(観測地での南中高度は7°40')写真も低空なので赤っぽく写ります。
【ω星団(NGC5139)ケンタウルス座】
ω星団は見かけの大きさが満月2個分ほどあり、約1000万個の恒星の集団で、全天で最大の大きさです。明るさは3.7等級ですが、南の低い位置(赤緯ー47°)にあるため冬のカノープス(-1.7等級)と同じく見るのが困難な天体で、 カノープスと同じく北日本では見えません。名前にギリシア文字ω(オメガ)という恒星名が ついているのは、15世紀にバイエルという人物がこの星団を恒星と見間違えてつけたためです。
(写真差し替え(2025/2/2))
【オーストラリア(2023/5)ドブで撮影した球状星団大きさ比較】
【データ】
鏡筒: FSQ-106ED 530mm f5
カメラ: ZWO ASI 533MC Pro
赤道儀: ZWO AM5 120MMmini ASIAIR自動ガイド
フィルター:なし
画像処理: PIXINSIGHT(HDR Composition使用)
日時: 1/26 4:37〜 5Sx103FRx、10Sx105FR(総露出26分)
撮影地: 三重県伊賀上野市(青山高原)
※明るすぎて30秒でも飽和してしまいます。恐るべし!
↓
写真差し替え(2/2)
鏡筒: MT-160 MEYONコレクター(1000mmF6)
カメラ: ZWO ASI 533MC Pro
赤道儀: ZWO AM5 120MMmini ASIAIR自動ガイド
フィルター:なし
画像処理: PIXINSIGHT(HDR Composition使用)
日時: 1/30 3:59〜 5Sx10FRx、10Sx16FR(総露出3分)
撮影地: 三重県伊賀上野市(青山高原)