久しぶりのすさみ、さすがに関西でも北部の山はそろそろ積雪・凍結の危険があり、撮影地も限られます。10m近い突風でガイドはとんでもなく荒れましたが、気温は高く、寒くはなかったです。
色々撮影したあと、ブログの方がよく撮影されていて「淡いにもほどがある!」とお嘆きのぎょしゃ座ライスハット星雲(Sh2-224)を撮影してみました。噂にたがわず、2時間程度の露出では薄すぎて、撮って出しはほとんど存在なし、ムリムリの画像処理でいやになり止めようかと思いましたが、参考に出しておきます。構図も300mmなら隣のSh2-223も入れなきゃ...戦略も不足ですね。空は一級なのですが、それだけではダメでした...。(※ライスハットは麦わら帽子のことですが、反対に向けてみると麦わら帽子をかぶった顔にみえますね)
【ライスハット星雲(Sh2-224)ぎょしゃ座】
日時: 12/27 02:40〜 22FRx300S(総露出1時間50分)
鏡筒: FSQ-106ED(レデューサー)320mm f3
カメラ: ZWO ASI 2600MCDUO
赤道儀: ZWO AM5 自動ガイド
フィルター:HYO HO6nmデュアルバンドフィルター
(フィルターもこういう対象では3nmを使うべきでした)
画像処理: PIXINSIGHT
撮影地: 和歌山県すさみ町