以前お伝えした通り、自分用に星雲密集地域のファインディングチャートを作成してみました。Sh2天体はアプリでも形の表示があまりなく、撮影時の構図決めに困っており、今まで他の方の作例をみるしかなかったのですが、今回作成してみました。
散光星雲の場所が分かりやすいようAPS-C 50mmレンズでデュアルバンドフィルターをかけ、赤を強調しています。
takeさんの推奨で、今回(カメラレンズ活用)はASIAIR、ノータッチガイド(5分露光)で撮影してみました。ASIAIRとニコンカメラは満足に動かないことが多いですが、今回はうまく撮れました。短焦点ですが、プレートソルビングもなんとか使えました。うまくいけば、ポタ赤(またはスタンドアローン)+インターバルでやるより、ピント合わせ、構図決め、連続撮影の作業工程はるかに効率的だと思います。
赤い散光星雲大好きな方は、ぜひ活用(→ダウンロード)なさってください。(他の星域も鋭意作成中)
はくちょう座北部
アノテーション
概略場所
データ
レンズ: SIGMA 50-100mmF1.8 DC HSM(50mmF2.8)
カメラ: NIKON Z6(HK-IR)
赤道儀: EXOS2(EQ5互換)ONSTEP改造 ノータッチガイド
フィルター:ZWO デュアルナローバンド6nmフィルター(HO)
画像処理: PIXINSIGHT
日時: 9/6 22:55~ 8FRx300S (総露出40分)
撮影地: 丹波篠山
※アノテーション・ファインディングチャートはPIXINSIGHTの作成機能を使用しています。