満月、薄雲、光害の三重苦の中、晴れ間を縫ってシャッターを開いてみました。長時間露光、強烈なカブリ取り、何度もやり直しの無理過ぎるカラー調整、そもそも今の季節は何時になっても汗だくの撮影環境...なのに結果はいまいち...疲れました。こんな苦行はやりたくないですね。早く暗いところで撮影したい...。
今回海外の作例などを参考にクエスチョンマーク星雲(ケフェウス座)の頭の部分に狙いを定めました。(OSCカメラによるSHO合成)
【クエスチョンマーク星雲上部(NGC7822・Sh2-171)ケフェウス座】
ケフェウス座~カシオペヤ座にかけて広がる、非常に大きな散光星雲です。全天で最も北側にある散光星雲の1つで、愛称の通り、クエスチョンマークのような非常に特徴的な姿をしています。
参考:以前撮影したクエスチョンマーク星雲全景(2023/7撮影)
30分露光で下手だけどこっちのほうがきれいなあ(^^;)
SHO画像(最初の画像)データ
鏡筒: タカハシ FSQ-106ED RD(385mmF3.6)
カメラ: ZWO ASI 2600DUO カメラがー10℃まで冷えない!
赤道儀: EM-200改 ASIAIRによる自動ガイド
フィルター:HYO 3nm HO・6nmSOフィルター(RGB分解後、疑似SHO合成)
画像処理: PIXINSIGHT
日時: HO 7/20 7/22 300sx24FR(2時間)
SO 7/21 7/21 300sx46FR(3時間50分)
(総露出 5時間50分)