4/9夜は数日前から快晴予報で、しかも彗星リベンジ候補地のうちすさみが最良と判断し、遠路すさみを再訪問しました。天気は下の動画をご覧ください。(木星の右下に彗星が見えています)日没前後は雲に覆われ無理かなと思いましたが、空が暗くなるにつれて低空も晴れてきて本当にラッキーでした。今回は肉眼は無理ですが、双眼鏡(8x30)で尾も含めて確認できました。
前回(135mm)の反省に立ち今回ロートルの328で臨みましたが、結果的にはムラムラで、あまり前回と変わり映えのしない写真となりました。やはり刻々露出時間が変わっていくのか要領がつかめず美味しいところを長い露出で撮り損ね、結果的に細かい部分が出ていないかなと反省しております。それにしてもバーストがあったせいか、たった一週間で尾の形がずいぶん変わっていて興味深いです。
【今回】
【前回】
今回は同業者は3名撮りに来られていましたが、うち一人は彗星界のビッグネームの津村光則さんでした。(前回の星なかまの集いで講演されていたのですぐに分かりました)彗星の撮影テクを色々教えてもらったりボーグの望遠鏡で彗星を見せてもらったりしました。ありがとうございました。
【データ】
日時:2024年4月2日 19:35~ 15secx26FR(露出時間6.5分)
レンズ:CANON FD300mmF2.8 (開放)フィルターなし
(600mm相当にトリミング)
カメラ:NIKON Z6(HK-IR改造)ISO6400
赤道儀:Bresser EXOS2(ONSTEP)
画像処理:PIXINSIGHT、FlatAidPro
撮影地:和歌山県すさみ町
自分用備忘事項:
日没(18:26)撮影開始(19:17)
ピント合わせ(アークトゥルス、バーティノフマスク使用)
極軸合わせ(極軸望遠鏡視野内(たまたま見たら入っていた))
露出時間(F2.8) 2秒・3秒・10秒・15秒
オートガイドなし
タイムラプス:
日時:2024年4月2日 17:40~20:06
カメラ:Nikon Z30 レンズ:Z35mmF1.8(F2.8)絞り優先オート
撮影枚数:400FR カメラ内蔵のTR動画作成機能使用