ライオン星雲・メデューサ星雲 | 今夜も快晴!★koheiの天体写真★

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自分の撮った天体写真をメインに日記代わりに載せていきたいと思います。まだまだ経験不足ですが、あまり目立たない画像処理で、自然かつ精細な美しい写真を撮ることが目標です。コメント、いいね大歓迎です。

17日は久しぶりに快晴で夜半までニワトリ(庭撮り)しました。昨日まで暖かかったのに急に寒くなりました。今まで取り忘れていた対象でケフェウス座の散光星雲であるライオン星雲(Sh2-132)とふたご座の惑星状星雲のメデューサ星雲(Sh2-274)をMT-160で初トライしました。

 

1.ライオン星雲(Sh2-132)ケフェウス座

ライオン星雲は、赤い顔・尻尾と青い足・胴体からなっており、Hα領域の赤部分は濃く出ますが、OIII領域の胴体部分は難しいですね。今回はガイドエラー多発で、大幅に位置ずれ(頭が切れちゃいました)した他、半分くらいのコマ数をロスしてしまいました。ワンショットナロー(L-Ultimate)で撮り、胴体部分の青色は少し出ていますので、次回はモノクロナローかもしくは露出時間を増やしてみたいと思います。やはりL-Ultimateの画像処理はまだ慣れません。

 

 

2.メデューサ星雲(Sh2-274)ふたご座

非常に大きな惑星状星雲(M27(アレイ状星雲)より大きい?)で、ガスでできた編まれた蛇のようなフィラメントが、 ギリシア神話のメデューサ(MEDUSA)の頭(頭が蛇でできている)を連想させるとのことです。

 

 

惑星や銀河・惑星状星雲の撮影に適した長焦点鏡筒を物色しておりましたが、タカハシのミューロン180をヤフオクで思わずポチってしまいました。シュミカセ、RCや20cmUPの大口径ニュートンも検討しましたが、機動性と完成度の高さ(色々改造しなくていい)でミューロンにしました。元々惑星・眼視メインの鏡筒ですし、レデューサーを使ってもF値は暗いですが、何とかやってみます。

 

 

データ

日時:  12/17 ①21:12~ 300secx10FR(50min)

                         ②22:24~ 300secx23FR(115min)(トリミング)

カメラ: ZWO ASI2600DUO
レンズ: タカハシMT-160 RD(776mm f4.8相当)

フィルター:L-Ultimate

撮影場所:吹田市(光害地)

画像処理:ASIStudio、SI9、FlatAidPro