私は、姪っ子(4歳)がお父さん(私の弟)の身体の上を
ガシガシとよじ登るのを見るのが好きです。
どしりとしたお父さんの身体は安定感があって、
安心して、ちょっと荒っぽい甘え方ができてしまうのでしょう。
そして話がかわりますが(^^)
今日の夜明け前、空では、木星が(西洋占星術でいう)
山羊座(水色の円で囲んだところ)に移動しました。
↓
山羊座には、すでに2008年末から冥王星があり、
2017年末から土星があり、
2019年中は、冥王星と土星とがずっと接近していました。
来年1月13日には重なり、その働きがピークに達します。
山羊座は、現実的で、堅実。
冥王星と土星のコンビも、
シビアに現実をみつめさせます。
ハードワーク、過度の忍耐、などの意味もありますね。
大きな野心をもち、
長い時間をかけて努力して、大きな成果を手にする、
ともとれます。
このようにふつうよりもパワーアップしている山羊座のなかに、
木星がはいって、さらに山羊座パワーが強まりました。
木星が射手座にいると、のびのびと好奇心のままに、
向上心をもって羽根を広げている印象でしたが、
山羊座に入ると、社会的モラルや義務感といった、
きっちり感がでてきましたね。
天体がサインを移動したばかりの時は、
切り替わりの混乱もでやすいですが、
はじめは、勢いがキュッと引き締められるような、
緊張を感じても、
ただ情熱のままではなく、
地に足をつけて、
堅実につづけていく体制を整えなおせる時期だと思います。
山羊座や土星って、父親、というイメージ。
社会性の意味もあります。
だから、こんなに山羊座や土星が強調されている今は、
自分のなかの父親像、社会に対するイメージを、
見つめなおすのにもよいタイミングです。
子供のなかに形成された父親像は、その子が大人になったとき、
社会に対してどういう印象を抱くか、に関わります。
例えば、
「父親が厳しくて、うまくコミュニケーションがとれなかった」
という意識をもっていたら、
この初期設定のままだと、
その子は、大人になってからも、
「社会は厳しい場所で、上司は話を聞いてくれない存在である」
という印象を裏づけるような体験をしやすく、
「父親はいつもよく話を聞いてくれて、
困ったときには穏やかにアドバイスや実際的なサポートをしてくれて、信頼できる」
という意識をもっていたら、
「社会は信頼できる場所で、上司は相談しやすく、
困った時でもきちんとサポートをしてもらえる」
という印象を裏づけるような体験をしやすいです。
この父親像:社会へのイメージ、
は無意識にプログラムした初期設定のようなものなので、
自分でハッキリと気づき意識すれば、
今の自分が生きやすいように自由に変えることができます。
育ててくれた親と自分は別の人格だから、
自分の人生を生きはじめた時には、誰でも、
無意識下に設定された親からの影響をいったん外して、
今の自分に必要なあたらしい社会像を身につけなおすことが、
健やかに生きるためには必要なんだと思います。
親とは別の人格であるうえに、
時代も、社会も、価値観も、必ずかわっていくからです。
と、ここで、冒頭の、姪っ子の話にもどるのですが。。
長くなってきましたね、
でも書いてしまおう。
今日、道を歩きながら、
もう木星が山羊座に入ったなぁと考えていたら、
ふいに、お父さんによじ登っている姪っ子の姿を思い出し、
山登りみたいだな、と思い、
こんなに信頼して、お父さんという山を登っているのは、
うらやましいなぁと感じました。
(山羊座、土星、は山登りもイメージさせます。
一歩一歩目的に向けて登っていくから)
私の中にある父親像は、
すごい努力家で研究熱心、
とても尊敬できる人だけど、
あまりにも厳しくて、威圧的に感じ、
話してもわかってくれない、
話すのが怖いというものでした。
これは自分の無意識下にこんな父親像があると、
はじめてハッキリ気づいたときのものです。
その頃は、社会は厳しい場所だと感じ、
自分がしたいことをやってはいるけれど、
怖さ、重たさがありました。
今はこの印象にはもうとらわれていません。
ひとりの人間としての父親も理解できてきたし。
自分の中の怖さがどこからきているかが理解できたので、
社会はやたらに厳しい場所だ、という印象も変わりました。
姪っ子のことを思い出したあと、
さらに、、
父が、私をよく山登りに連れていってくれていたことを
ふいに思い出しました。
今までも忘れていたわけではないけれど、
「厳しくちゃんと話せない父、怖い」、
という印象の方がのしかかっていたので、
父親像と結びついてこなかったんです。
それから後ずっと、
父と山登りをしていた時のことを思い出していました。
父との山登りはとても楽しく、
私はいつもワクワクしていました。
山を登っているあいだも、
みかけた木や花や鳥などについて、
思いつくままに話しかけていたなぁと。
そしてその時の父はやさしく頼もしかったなぁと。
よく行っていたのは小さい頃だったので、
きつ過ぎないように、
登り方もちゃんと調整もしてくれていたんだと思います。
でないと、きつ過ぎて楽しめなかっただろうから。
でも霧島の韓国岳など、ちゃんとした山登りですよ。
頂上についたときは爽快でした。
怖さや自信のなさに打ちのめされている時にも、
一歩一歩目的に向かって進めたのは、
山登りの楽しさを身体で覚えていたからなのかもな、
と懐かしくありがたく思いました。
とらわれていた重たさ怖さから解放された今だから、
素直にそれが感じられるのでしょうし、
木星は、視野を広げる星なので、
父親像について、私が見えていなかったことに
気づかされたのもあるように思います。
怖かった悲しかった、という感覚も、
ムリに変えたり無い事にしようとはしないけれど、
それとともに、この山登りの楽しい安心したイメージも、
一緒に抱えていようと思います。
すっかり長くなったけれど、
読んでくださってありがとうございます。
思い出した今日、書いておこうと思いました。
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