溶岩でできた岩の上に、水が流れて沢ができますが、
その水路に連続してできる穴がポットホール。
元々あった小さな穴に小石が入り込み、
元々流れている水がその穴に流れ込むと、
回転する小石は少しづつ穴を大きくして、、鍾乳洞で見る様な、、
ポッカリとした穴を作ります。源為朝伝説が残る八丈島では、
為朝の足跡、とも言われてる場所です。
今まであまり話題にしない場所でしたが、
一風変わった、緑と渓流の景観は、意外と見応えのある
、、車でも徒歩でも行ける、、八丈島指折りの、簡単に行ける観光場所。
末吉地区の都道沿いに、ポツンと建ってるスーパーから
徒歩で1時間10分。わざわざ選んだ、、たぶん最長の、、そのコースは、
幅約2mの瓦礫と砂利の凸凹道で、普通の車では底を磨るので走れません。
途中からアスファルトで整備されてますが、それまでは、思いの外勾配がある
砂利道をひたすら歩くだけ。シダ、コケ、木陰、風の音、がありながらも
ただの散策で永遠と歩くには、少し厳しい道のりです。
目的地まであと何キロ…のような案内がなく、
アスファルトで整備された道を歩いてると、
ホントに目的地に向ってるのか疑わしくなります。
途中、小さな滝や、水が流れ落ちる沢があり、その沢の窪みは
見様によってはポットホールにも思えます。知らない人は、これかと
思い途中で帰ってしまうかもしれません。実際そう思った人もいるそうです。
ポットホールまでは、この道以外にも、何通りかのコースがあります。
ここからさらに、細い散策路がポットホール沿いから山に入り、
奥の東白雲山へと続きます。手っ取り早く車で来て、時間をかけない事に
価値を置くのであれば、、さらに奥の散策を目指すのであれば、、
ここまでは車で来るのが正解です。