2010年7月30日にスタートした「頑張れ、柴田理帆選手!」シリーズは、今年で15年目に入りました。栄え(はえ)ある第50弾は、横浜武道館で行われた第39回皇后盃全日本女子柔道選手権大会からお届けします。
柴田選手が体重無差別のこの大会の東京都予選会(東京都女子柔道選手権大会)に57kg級の選手で挑戦しただけでも驚きなのに、なんと出場権を獲得し、しかも今日、初戦(2回戦)を突破しました。
相手は近畿地区代表の竹村安生選手(近畿大学)で、大会プログラムによると体重差は56kg。
試合は竹村選手に体格を生かした払腰で有効ポイントを先制されますが、そのあと狙い澄ました左組みからの右の小内巻込で技ありポイントを奪い、見事に優勢勝ちを果たしました。
続く3回戦は前年度準優勝の児玉ひかる選手(SBC湘南美容クリニック)で、竹村選手に負けないくらい巨漢選手です(体重差は53kg)。
この試合ではさすがに体格の差が出てしまい児玉選手に抑え込まれて敗れましたが、柴田選手の皇后盃への挑戦には、私は最大級の拍手を送ります。
柴田選手が皇后盃に出てくれたおかげで、柴田選手のご家族と大久芳輝先生(八木山柔道愛好会時代の柴田選手の恩師・東北高校監督)にお会いすることができました。
あらためて柴田選手の頑張りに感謝をするとともに、引き続き「頑張れ、柴田理帆選手!」シリーズをアップすることで応援を続けたいと思います。
それでは皇后盃、たいへんおつかれさまでした。
ますます頑張れ、柴田理帆選手!
仙台から駆けつけた大久芳輝先生
開会式
2回戦に臨みます
小内巻込で技あり
いよいよ3回戦に臨みます
閉会式前のひととき(2)