全日本学生柔道優勝大会!(最終日) | 春日部工業高校柔道部監督のブログ

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今日は標記大会の男子団体戦2回戦から決勝までが行われました。

 

私は第5試合場で国士舘大学 対 龍谷大学、第1試合場で東海大学 対 専修大学 を担当しましたが、発表された準決勝と決勝は全てS級審判員が担当しましたので、あとは専ら母校・日本大学の応援をして、そのあとは決勝戦までを観戦しました。

 

試合結果は報道の通りですが、16分以上にわたる決勝戦の代表戦、特に相四つなのに重量級相手に組み負けない村尾三四郎選手(東海大学)の組み手の技術が印象的でした。

 

母校・日本大学は準々決勝で東海大学に敗れましたが、キャプテン・賀持喜道選手の振る舞いが心に残ります。

 

賀持選手は毎試合後に選手席に一番最後まで残り、椅子を整頓し、ゴミや忘れ物がないかを確認してから引き揚げていました。

 

4年生のキャプテンがなかなかできることではありませんし、これらのことを主務にまかせてさっさと引き揚げないところに賀持選手の人間的な大きさを感じます。感動的な賀持選手の振る舞いでした。

 

コロナ禍に振り回された全日本学生柔道優勝大会でしたが、予定された日程で日本武道館で、しかも有観客で開催できて本当によかったと思っています。

 

この大会がないまま卒業せざるを得なかった代の学生たちはたいへんお気の毒でしたが、今年の大会は、学生柔道が一歩前に進んだ忘れられない大会となりました。

 

大会関係者の皆様、開催までの並々ならぬ準備を含めて、たいへんおつかれさまでした♪

 

母校・日本大学

 

賀持喜道 選手の内股

 

賀持喜道 選手 対 村尾三四郎 選手

 

代表戦の激闘

 

龍谷大学 対 国士舘大学(田中良明先生ご提供)

 

ピエール・フラマン氏(慶應義塾大学)