Vol.565 セイコースクールタイムは小学生のための時計だった | アスティアのひとりごと

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ヤフーブログからの続編としてロレックス、チュードルなど腕時計中心のブログです。またの名を 続・ミルガウス増殖計画

新学年、腕時計を身に着ける環境が許される学校で生活をされる方はどんな時計を身に着けていくのでしょう?

僕達昭和のおじちゃんが学校に身に着けていく腕時計が許されたのは高校生になってからでした。

その時に親からもらったのがダイエー(今でいうところのイオンみたいなスーパー)とかで1,980円だか2,980円だかで売っていそうな、アルバの白文字盤の3針ノンデイトクオーツ時計でした。腕時計に興味など毛頭なかった頃でしたので、そのまま3年間使いましたが、実家のどこかに眠っていると思われます。

 

「THE・学生さんの時計」って感じるのが表題の通りセイコーが販売していたスクールタイムという時計です。僕がその名前を知ったのはヤフオクで手巻き時計を物色している時でしたので、ずっと昔からの時計なのだろうと思います。

時代とともに『手巻き』から『クオーツ』に変わり、つい最近まで販売されていたスクールタイムは『電波時計』でした。

 

 

2019年に発売された最終モデルは小学生に向けた時計だったそうで、習い事や学習塾など学校からそのまま課外教室へ向かう子供たちを対象にしたニッチなモデルでした。

当時からキッズ携帯もありましたし、習い事を掛け持ちするいいとこの子ならばスマホは持っていただろうと思うと、いまさら必要を感じるものではありませんでしたが、長らくあったモデルは2020年あたりで幕を閉じることとなりました。

 

こういう影の部分を見つけてしまうと、これだけ世の中に腕時計が沢山生み出されていても、なくなっていくものもあるという栄枯盛衰の理(ことわり)を表すものとして実感を持っちゃいますね。ファンはやプロデュースチームはさみしく感じたことでしょう。

 

 

 

昨今の学生さんの腕時計の予算は1~3万円と幅広く、3万円ともなればかなり立派な腕時計も手に入ります。

セイコーファイブ、オリエント、knotなどなど僕でも欲しがる時計が手に届く範囲にあるので迷っちゃいますね(^^

 

でも僕たち中年と違って体を動かすことも多い環境に身を置く生活となるので、自動巻き時計はお勧めしないかな。

Gショックのようなデザインまたはデジタル時計あたりを選びたいところですが、最近のスマートウォッチが校則の網にかからないのであれば、そちらの方が便利ですね。

 

他にもスウォッチなど色鮮やかな時計も沢山ありますし、この春腕時計デビューされる方は毎日が楽しくなる時計を探してみてください。

一本である必要はありませんぞ!楽しく腕時計とお戯れ下さい(^o^