Vol.492 電波時計は海外で使えるのか? | アスティアのひとりごと

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ヤフーブログからの続編としてロレックス、チュードルなど腕時計中心のブログです。またの名を 続・ミルガウス増殖計画

海外に出かける時の着用時計は何にするか?

 

時計好きであればこの選択肢を迫られる場合、本数を絞る必要があり非常に悩みます…。

僕は特に異端者で、(夏場は家でのみですが)両手付けは基本だし、日中会社使用の時計と帰宅後使用の時計と、就寝時の時計と3~4本の自動巻き時計が同時稼働です。『飯を食らうワインディングマシーン』として日々生活をしています(^^;

 

 

きょうびは当たり前に身につけられている電波時計腕時計ですが、海外で使えるのか?

いざ自分が出国の身になって考えてしまうのでした…。

 

 

 

 

・時間を知らせる電波は果たして使用できるのか?

 

 

 

初の電波時計を作ったシチズンと、同じくらい電波時計生産が有名なカシオのホームページから総括すると、基本は使用できないそうです。

 

その理由が国内用の電波時計は、国内の電波送信所の電波の受信のみに対応しているため、例外的に補正機能を持つGMTウォッチが日本時間を受信し、ローカルタイム補正によって外国での使用が可能とのこと。機種によれば他の送信所の受信ができるモデルがあるそうですので、電波時計は海外で電波受信が可能なものとそうではないものがある事が分かりました。

 

 

 

 

・電波時計の送信所は世界中にあるのか?

 

世界でも電波を発信する送信所は6か所しかなく、うち2つが日本なんです!

電波は福島県のおおたかどや山標準電波送信所と、福岡県と佐賀県の境にあるはがね山標準電波送信所から送信されています。使用しているのは、長波と呼ばれるテレビ放送の電波よりもおよそ1万倍も長い波長を持つ電波です。この他に非常時に標準時が止まることのないように神戸に原子時計を持つ代替局が設置されております。

 

送信所から発射される電波には、秒を表す信号とタイムコードという時刻情報が乗せられています。タイムコードには、分、時、通算日、年、曜日、うるう秒の情報の他、受信時の間違いを訂正するコード、停波予告情報、予備情報の項目があります。電波時計は、この電波を電波時計に内蔵されたアンテナで受信し、時刻情報を取り出して表示します。

 

ちなみに残り4つはアメリカ、イギリス、ドイツ、中国です。

(南半球はないんですね)

 

 

電波の送受信可能距離は約1000キロ、遮るものがなければそれ以上も可能のようです。

 

もし海外に出かける際、身に着ける時計が電波時計であれば、世界の送信所で受信が可能な機種にするか、日本の送信所から受信可能なエリアで着用するのが無難ですね(^^

 

 

さて、本日僕は韓国へ出国となります。この記事がアップされる頃には焼肉でも食べている事でしょう(^^