Vol.488 オリエントスターのモデル呼称変更にとまどう | アスティアのひとりごと

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ヤフーブログからの続編としてロレックス、チュードルなど腕時計中心のブログです。またの名を 続・ミルガウス増殖計画

2024年からだと思いますが、オリエントスターは星雲にちなんだモデル名に刷新したようです。

Mコレクション(ズ)と言うそうで…

 

 

クラシック → M45

コンテンポラリー → M34

スポーツ → M42

 

現在3つに分かれたバリエーション展開で、それぞれの数字は天文学者のメシエと言う人が作成した、「メシエ天体カタログ」なるもので星座や星雲を番号付けしたものになっているようです。頭についているアルファベットはすべてMから始まっており、そのMはメシエさんからなぞられたそうですよ。

 

 

 

M45はクラシックスケルトンやムーンフェイズになり、

 

 

 

 

M34はコンテンポラリーと呼ばれていたアーバンスタイルモデルが踏襲し、

 

 

 

 

M42ことスポーツラインは、現在ダイバーズのみです。

 

 

今のところ本体価格税抜き10万円以上の時計が新モデルに該当しているみたい…。

そのうちレディースモデルは女性の星座にちなんだMコレクションになるのでしょう?

 

凝り過ぎじゃないかなぁ…。

そこまで星に興味はないので、M何やらとか言われても「?」だし、

その番号がメシエ辞書だとナントカ星雲だの、ナニャラ星団だのと聞かされたって「??」なんだよなぁ…。

 

 

 

思えば、2021年。70周年記念モデルの一つであるRK-AZ0003Lが出たあたりからレオナード彗星とかいう固有の星の名前が出始めておりました。

 

古典的な『クラシック』や、現代的な『コンテンポラリー』の方が単純で方向性もわかりやすかっただけに、メーカーの”洒落た”ブランディングが勇み足かな…と感じます。

そのうち慣れるのでしょうが、マグネシウムのごとく短時間で高温発熱していた僕のオリエント愛は、旧呼称から変換するには少々時間がかかりそうです(ーー;

 

 

10万円を境にした今回のモデル呼称変更は、ロイヤルオリエントとして過去に傑出していたブランディングを現時点では復活させず、オリエントスターを軸とするという意味合いにとってよさそうな気がします。

 

 

オリエントスターの品質は間違いないものなので、呼び名が変わってもいい時計であることは間違いないと思います。

やや限定品が横行しすぎている部分が見えますが、ベースグレードを軸に日本メーカーらしい、厳格で・誠実な・時計製造で引き続き我々を魅了して頂きたいです。