なんていうか、あまりにもブランパンスウォッチのフィフティファゾムスの「その後」の内容が見当たらなすぎるので、チョイチョイなにか見つかれば報告しようかなと思案しているところです。
昼間使用し、屋内に入って何気に見てみると煌々と輝いていましたので夜光の塗料について調べてみました。
ブランパンスウォッチの夜光塗料はスーパールミノバのグレードAです。
ウェブクロノスの記事によると、スーパールミノバには次のような種類があります。
C1 :白色。発光量はC3の34%
C3 :黄色。最も明るい。
C5:黄緑色。発光量はC3の89%。
C7:緑色。発光量はC3の84%。
C9:青緑色。発光量はC3の83%。
記載はありませんが、色合い的にはC9かな?
色は18種類にも及び、バイオレット、オレンジ、ピンク、ウルトラマリンなどがあるそうです。また現在のスーパールミノバは発光時間によりグレードが3種類に分かれており…
標準、グレードA、X1 です。
残光時間はグレードが上がるほど長く、標準的なスーパールミノバに比べて、X1は2時間後の発光量が一番大きくなっており、その分コストもかかるとの事。
パネライやハミルトンなどが使用しているようです。
最高級グレードを使用するような夜光に全力投球なメーカーやモデルってそんなに多くないと思われるのでごく一部なのかな?
そんな中で真ん中のグレードをブランパンスウォッチの時計が使っているのは、時計造りとしてはよく頑張っている方だ…と感じるのは僕だけかな?
夜光以上に異常なまでにピッカピカに光っている発売前の提灯記事ではなく、利用者の生の声がもっと聞ければこの時計も埋もれずに済むのではないかと思います。
sistem51というわずか51個の部品しかない構成でかつ、人の手を介さない製造方法の自動巻きで、コンセプトはとても面白い時計だと思います。
自動巻き時計の新しい風を吹き込むこの作品は大事にし、見定めてあげてほしいなと一介の時計ファンは感じるところであります。