Vol.482 月の色が違う理由って… | アスティアのひとりごと

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ヤフーブログからの続編としてロレックス、チュードルなど腕時計中心のブログです。またの名を 続・ミルガウス増殖計画

オリエントスターのメール会員になっていると、決まって今月の満月は〇日ですというメールが届きます。

天体に興味がある方ではありませんが、せっかくムーンフェイズを持っているのだし、ならば今日会社に行くのはこれを身に着けようかなという導線ができているようで、素晴らしい試みであると思います。

ちなみに僕は相変わらず初代オリエントスタームーンフェイズRK-AM0001Sを普段から身に着けているので、止めることがなく動かしています。いい時計なんだなぁ…本当に(*^^*

 

 

 

で、ムーンフェイズ時計を考えていると、そういえば月って赤かったり、青かったり、白かったり、黄色かったり、様々だったよなぁ…。わかりやすい説明がないか調べてみました。

 

 

光と言うのはいろんな波長があって、様々な色が存在しています。

虹を例えに出せばお分かりの通りで、7色の色の見え方は理由があり、短い波長は紫や青で、長い波長だと橙色や赤があります。

 

 

因みに虹は、弧を描いている外側が必ず赤い色になります。それは弧の内側と外側の距離の長さの差にあり、それを波長に当てはめると赤が長い光線だからかなと認識しています。

 

これと同じで、夜空に輝く月の色もまた高度によって変化します。日没後の月が出た時の高度は低く、地平線近くにあります。月で反射した光は大気中の長い距離を進むため、青色から緑色系の光は大気中で散乱するため、長距離の場合視認できなくなり赤色系の光が地表に届きます。そのため月がオレンジ色や赤色に見えるのです。

 

 

逆に高度が高いと月から地面までの距離が短くなり、徐々に波長が短い色に見えてくるのですが、説明が難しいので参考にしたブログより引用しますと…。

 

『月の高度が少し高くなると、赤と青の中間である緑色の光が散乱せずに届き、赤と緑の光が届くため、光の合成により黄色に見えます。そして、十分に高度が高くなると、光が通る大気の層の距離が短くなり、今まで届いていなかった他の光も目に入ってきます。光は全ての色を合成すると白く見えるので、高い高度にある月の色は白く見えるのです!月の高度により,水平線に近いと赤やオレンジ,高いと白く,中間では赤+緑=黄色(光の足し算)になるということですね。』(三春町立中妻小学校ブログより抜粋)

 

らしいです。

 

 

 

寄り道をしましたが、言いたいことはというと…。

オリエントスターもムーンフェイズでバリエーションをだすのにも限界を感じているのではないかと思うので、この色の波長を利用した文字盤であったり、ムーンフェイズにでてくる月の色あたりで引き延ばすのかな?

 

 

という予想です。

もう新しいバリエーションはいらないと個人的には思いますが、突拍子もないことをしてくれるのがオリエントという会社だけに、今後のムーンフェイズ時計にも目が離せません(^^