4~5月頃。
新入社員らしき人物が駅周辺で、「名刺交換をしてほしい、会社でノルマがある」という泣き落としで近づいてくる事が多いという内容のニュースを見ました。
奴らは不動産仲介業者社員であることが多く、名刺の情報からマンションの投資話のテレアポをしてくるというのです。
不用意な名刺交換は気を付けるべき時代となりました。
僕にも投資の電話が昨年までありました。
一体どこで情報を手に入れたのか?
携帯電話に知らない番号からの着信で、とってみると…
「日本Sリ_ドの●●です、アスティアさんのお電話でしょうか?」
関西なまりの男性からの第一声だった。
大阪に一時住んでいたが、その時に漏れた?
・単身用マンションを投資で買われる方が多い
・アスティアさんは資産をお持ちだと伺っており
サイドビジネスとしてうってつけなのでお奨め
・利益率がローン金利より高いので損をしない
・節税や所得税減税対応ができるローンもある
・月3万円でマンションのオーナーになれる
の様な事をのたまっており、聞き流していましたが有象無象の連中から何度も連絡があると大抵こんな内容でした(^^;
「金がない」と手短に断っても、こちらでローンを組める金融機関を用意するので大丈夫とマニュアルに沿って対策済みの返答をしてきます。あわせて管理もこちらで対応するので手間もかからないとたたみかけてきます。
断る理由がそこでなくなった人は、延々と長話を聞かされる羽目になりますが、そんな時はこの言葉を言えば大丈夫!
家を買って住宅ローンを組んでおり
おそらく審査が通らない
みたいなことを伝えたら、どの金融機関?ローンの種類は?借入額は?と根掘り葉掘り聞いてくるので、団信付きの住宅ローンと答えておけば、対応不可能なマニュアルにない答えだったのか言い淀んだ上電話を終了でき、それ以降は連絡ありませんでした。
からくりは家を購入した時の知識があったから知っているのですが、『利益率 > ローン金利』とか『ローン減税』っていうのは、フラット35のような低金利の住宅ローンを利用しなければほぼできない事なのです。
しかもそのローンはお金の借主が購入の不動産に住んでいることが条件なので、投資マンションでの使用がばれると一括返済や今後借り入れができない等、人生詰みます。
僕は攻め上げて懲らしめるではなく、今後かけてきてほしくなかっただけなのでそのからくりを知らない風で正直者っぽく回答したのですが、情報弱者に平気で提案するようなテレアポなので、悪質です。関西では大手企業なのにびっくりです。
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20年前に東京へいった同郷の友人も、都内の競争倍率の高い新築億ションを抽選で購入できれば不動産投資を目論んでいると言っていました。
そいつは稼ぎも多く、"お金お金"とあまり言わなかった奴だったけど、ちょっとの移動で電車代が負担に感じるとか…生活にかかるお金にシビアになっているような感じでした。
東京は何でも揃っていてお金を使う場所は多いし、「金さえあれば天国」と彼は言っていましたが、都会に出ると人はこうも変わるのか…と田舎の僕は悲しくなった記憶も思い出しました(--