Vol.455 隕石時計(メテオライト)を着けないか? | アスティアのひとりごと

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ヤフーブログからの続編としてロレックス、チュードルなど腕時計中心のブログです。またの名を 続・ミルガウス増殖計画

メテオライトっていう文字盤の名前は聞いたことがありますが、これってあの「隕石」を削り取って作った文字盤なんですって。

 

聞いたことがあるのはロレックスのデイトナという時計にそんな文字盤があったという程度の記憶でした。

R社が造る時計となれば、そりゃぁもうお高いのでしょう?

ハイ。デイトナメテオライトは今こんな値段でした…。

 

 

庶民には無用の時計です。

腕時計の体をなさず、「物体」を飾って眺めるのレベルじゃないですか?この値段(--;

 

 

でも騙されてはいけない!

 

 

メテオライトは高い時計の専売特許ではありません。

これからご紹介する時計は業界に風穴を開け、常識を覆すものだと断言できます。

 

 

 

 

奈良県にあるルノータスという金属加工の会社がこのたび隕石を購入し、それをつかった文字盤で時計を作るという事をはじめましたのが、2020年頃です。

 

 

 

この会社の魅力は時計のカスタムを手掛けるところで、特に時計の金属ケースはOEM製造しているという品質も技術もお墨付きの会社なのです。(掘り下げて伝える機会があれば別投稿をしたいと思います)

 

 

 

 

その価格は衝撃の15.5万円(税込)。

もう画像のデイデイトの時計は売り切れてしまっており、発売中のモデルはカレンダーデイのみのモデルになります。

 

 

 

ムーブメントはETA社のスタンダードマシンのCal.2824-2を搭載。ETAムーブメントもピンキリなのだけど、28,800振動/hの自動巻きで、38時間パワーリザーブと古さは否めないが安定した動作をしてくれる名機です。

金メッキ加工を施した自社製のローターを採用するなど、細部に手を加えることで、特別感ある仕上げとなっています。

 

 

 

ケースは904Lという「スーパーステンレス」の異名を持つ最高級ステンレスで、ロレックスも採用しています。すごく硬度があって加工には相当な技術が必要な金属なんです。

リューズにもロゴがあしらわれ、削り出しでロゴがアップライドしておりとても10万円台では用意できない出来栄えなのです!!

 

 

 

A904(日付のみモデル)のデータは以下の通り

 

■サイズ・重量

ケース幅:42mm

ケース厚み:11.5mm

本体重量:157g

■ムーブメント仕様

ETA 2824-2

 スイス製自動巻き 振動数:28800

 パワーリザーブ : 38時間

 公称製品精度平均日差+12秒 

 ※出荷時+-5秒以内で調整

 RENAUTUSオリジナルローター(コート・ド・ジュネーブ仕上げ)

■保証・サービス

2年間保証

 

 

 

さぁ、目が覚めたでしょう?

 

 

 

R社と同じ材質のケースや文字盤を使い、安定感あるETAムーブを採用し、ローターなどオリジナルチューニングが施されたスーパー腕時計。スイス人を肥やす必要などありません。下町工場の力をとくと見よ!!

 

 

 

 

僕はとても欲しいです。紹介する前に購入しようかと真剣に悩んでおりました(^^;

 

でも、カスタムに抵抗がある人や、時計は有名ブランドが安心の人には響かない時計なので、共感する人は多くはないだろうと(高をくくって)安心して紹介をしました。それで売り切れてしまったら悲しいけど、この時計の良さをわかってくれる人が居てくれる喜びの方が大きいので、指をくわえて我慢ができると思います(^^;