Vol.456 ダイソーのベルトってよくできていました | アスティアのひとりごと

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ヤフーブログからの続編としてロレックス、チュードルなど腕時計中心のブログです。またの名を 続・ミルガウス増殖計画

ジラールペルゴGP4900は純正のレザーベルトがついていましたが、僕の細腕ですと一番ケースに近い側の穴でもしっくりきません。

 

 

赤いステッチが入ったカーフレザーのベルトです。

90年代の時計なので、あまり使われていなくてもそれなりの劣化を感じます。

純正ベルトの注文はスイス本国となるだろうし、高価だと思うと簡単に穴を追加するのを躊躇してしまいます。

ガスガスのままでは使用をするにもストレスがたまるので、この度ベルト交換をしました。

 

とりあえず手持ちのわに革ベルトはすべて使いつくしてしまい、今更装着しているオリエントスターからもぎ取って新たに穴をあけて使用するのも今度オリエントスター時計を使いたい時に困るので、急場しのぎで残っているベルトを付けましたが、なかなかの見栄えでした。

 

 

色味的にもオリジナルに近くて、見た目は問題ありません。

偶然なことに、このベルトの一番短く締められる穴で、ややきつめながらもしっかりとホールドができてしまったのでしばらくはこのまま使ってみようという気になっています。

 

 

なんとこれはダイソーベルトになります。

ラグ幅20mm、尾錠幅18mmの今風のサイズ。(昔は20-16が主流だった)

 

 

数年前に時計好きの方がベルト交換の際、なかなかに使えるアイテムとのレビューをされていて、いつか試してみようと思って購入していた残り物となります。

嬉しいのはバネ棒が予備で2本ついてくるというところ。

バネ棒ってどこで売っているのかわからないし、売っていても必要のないサイズがまとめてケースに入ったものが多く、欲しいサイズが20mmバネ棒であれば、これを購入だけでも問題ないのも嬉しい(^^

ただしバネ棒の芯の太さ(径)がやや細いので、耐久性はあてにできない部分はあるけれど、使えなくはないレベルだと思います。

 

 

装着感はレザーのように柔らかくないし、復元能力もある材質なのか、腕に沿って曲がりにくい気がします。

何十回も同じ穴部分で止め外しするので表皮部分の圧着がはがれて灰色の下地が見える部分も出てきましたが、元値を考えると十分です。他の方と同じ意見となりました。

 

 

さて、GP4900クロノですが、リューズが球体のような形をしているので妻醜く(恐ろしい誤変換!摘みにくく)、ゼンマイ巻きが厳しいです(ーー;

もともと巻き上げ効率が悪いのか、連続稼働のスペックが低いのか使用後は一日持ちません…。ローテーションにしたくても止まっているのでイラッときてしまい時計を掴んでオーバースローのフォームでぶん回してしまいます。(故障の原因になるのでいかんのですが…)

 

摘みにくい(間違えずに変換したぜ)リューズを操作し日付合わせも面倒なので最近は放置状態。アンティーク調なデザインは好きなのですが、ジラールペルゴの時計群の中では、いい性能の時計ではない時計という評価を下すしかなさそうです…。