Vol.449 次元大介がウイスキー飲むやつというとわかりやすいスキットル | アスティアのひとりごと

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ヤフーブログからの続編としてロレックス、チュードルなど腕時計中心のブログです。またの名を 続・ミルガウス増殖計画

ウイスキーをたしなむようになると出張とか旅先でも飲めるように携行したいと感じるようになります(^^;

 

仲間内で温泉旅行をした時、マッカラン12年シェリーオーク、ボウモア12年、スナズと3つのウイスキーを持って行ったのですが、携行できる容器を持っておらず瓶ごと持って行きました。重かったし普段飲めないお酒とあって遠慮なく飲まれてしまい、スナズ以外は見事に空になりました…。持って行った以上、値段のことを言ってはいけないのですが…。

 

 

「ふるまった俺自身飲めなかった…あれ高かったんだぞ!」と心の中では血の涙を流しています

(血の涙…非常に悔しい思いを我慢している姿を指す慣用句)

 

 

 

ランチは安物で我慢し「爪に火をともす生活」を続け、お金を貯めたら、一人でチビりと飲むお酒を買い直します(TT

やはり上記の諸問題の解決には携行できる容器の探索は急務です。

 

 

ウイスキーを携行するアルミでできた容器ってご存知ですか?

つい最近まで知りませんでしたが、『スキットル』というそうです。

 

このスキットルの形状は湾曲しており、独特なフォルムなのはなぜか?高濃度アルコールが気化した時の気圧で破裂しないような造りになっているからあの形なのか?と思っていたのですが、尻ポケットに入るように考えて作られたそうです。

 

普通こんなものはアウトドア用品店に行かねばないはずなのですが、ダイソーにあります。どなたかのブログで紹介されているのを見てかなり以前から探してはいたのですが、やっと入手しました。ブームの下火だからか?

 

 

 

少し前にスノーピークというアウトドア用品の高級ブランドが純利益マイナス99.9%というニュースを目にして驚きましたが、アウトドア離れというか、初級者の熱が冷めたのが大きいのかという分析などもコメント欄に記載があり、経緯がおぼろげながら解ることとなりました。

どうやら、コロナ禍の外出禁止の規制を逃れる手段として、アウトドアがブームになり、スノーピークは価格に見合ったいいものを作っていたメーカーだったそうですが、調子の乗って大幅な値上げをし、製品に見合うものではなくなったためコア層や既存のファンからも見限られたというしっぺ返しが今にあるようです。

 

 

 

時計業界も同じに見えませんか?

 

 

高級メーカーの頂点たる雲上(パテックはまずはその辺で売れ残っている何か一本を買って、いちげんさんからお客さんにならないと人気モデルの予約の権利も貰えないと聞いた事もあり)や追随するメーカーなどは、『買っていただくではなく売ってやる』というスタンスがファン達にはかなり鼻についているようで、ブランドに胡坐をかいてここ数年の価格改定は十分に既存のファンを殺してきたと思います。”転売益になる”とか”ステイタス”とか本来の時計の良さを重んじない方々の比率が増えたと痛感します。

 

そんな構成比でブームが去ればどうなるか…分かったうえでの値上げや接客だったのだろうか?

他社が値上げをするからわが社も値上げをしよう。その方が同じ本数売れても儲けがでかいしという単純なものか?

わが社が値上げをしなければ、安売りしているようでブランド価値が押し下げられると思ったのか?

 

まではわかりませんが、腕時計バブルというブームが去った時、高い値札をぶら下げた売れ残りを抱えたメーカーに対して、我々時計ファンの殆どが『チョーシこいてるからだ』と一笑に付すことでしょう。

 

一度は衰退を憂き目(クォーツショック)を見た自動巻き時計業界ですので、同じ事が起こりうるものです。それが自らで首を絞めることだとすれば滑稽でしかない(ーー;

 

 

既に高級メーカーには興味をなくしており、今後の行く末にもさして興味はありません。立派な大木を探さなくても、草の根探せばいいものは沢山ある!こういうメーカーが伸びてくるのがとても楽しみです。高級時計メーカーのファン熱を失ってからの僕は、より時計を楽しめるいい発見ばかりでした(^^

 

 

さてさて、妻にも「スキットルが見つかった」と喜びの報告をしても理解してもらえず、次元がお酒飲んでいるあの水筒と伝えるとピンっと来ます。この名前を知れた事もいい発見でした(^^