2024/2/4
別府大分マラソンを見ていましたらタイムキーパーがセイコーということもあって、途中で放映されるセイコーのコマーシャルが大谷さん着用のプロスペックスばかりです。
流石に何度も流れているのを見ていると、
「かっこいいじゃない。こんなのを買えばいいのに…」
僕の好みに不満でもあるのか、そんなことを言ってくる妻。
「あれ高いんだよ。10万とか、20万とか。ちょっと無理だね」
検討するという仕草すら見せずあっさりと即答の僕。
「もっと高い時計買っているくせに、20万くらい大丈夫でしょうに」
”それって、時計買いまくっているのを知っているわよって言いたいのかな?(嫌味な言い方だなぁ)”
そんな会話をしたことを覚えていますが、いつからだろう?
運動専用で身に着けているオリエントスターRK-AT0104Eを除けば、ああいったごつごつした時計を選んで身に着けなくなりました。
SBEJ009データ
ケース径:42mm
ケース厚さ:12.9mm
ムーブメント:6R54
精度:+25秒 ~ -15秒
振動数:21,600/h(6振動/秒)
その他:200m防水、GMT
定価:209,000税込
調べてみて驚きだったのが20万円を超えていたという点です。
カタログ値なので気にならないのでしょうが、精度のばらつき幅の広さを加味すると、販売価格が20万円を超えてしまうと僕なら手を出さないなぁという判断です。
GMT機能がないとはいえ、スペックが同等のオリエントスターのダイバーだと定価で10万円以下で販売されていますから、ちょっとそこにひっかかっているのかも…。
精度などに目が行くのって頭でっかちになって、中身に気を取られているからだというのは重々承知しております。
元々自動巻きの時計に精度を求めない人の方が多いのでしょうから、この時計の価格が素晴らしいのは、それ以外の部分に素晴らしい点が多くあるからなのでしょう…(ね?)。
僕がこういうアクティブモデルに興味が向かなくなったのは、多分…
『そういう年になった』
ってことなのだろうと思います。スニーカーとジーンズに羽織りカッターシャツな姿から、革靴風スニーカーと折り目がパリッとついたスラックス風のパンツにカッターシャツをズボンにINしているような姿もたまにしますし…。
”歳をとるってこんな風に好みが変わっていくものなのだ”という事を振り返ると気づかずに進んでしまっていたことに気が付きます(^^;
アラフィフになるのですが、このSBEJ009の評価を調べると、50代や60代の方が★5つで評価されているものを楽天で確認できましたし、同世代でも高印象を持つ時計でした。
色合いは緑サブよりも暗めで落ち着いたカラーに見えるし、持ってしまうと、きっといい買い物ができたという満足感は湧きあふれてくるのかもしれませんね(^^
あの頃のように、アクティブなデザインの時計が欲しがれる好みに戻れるだろうか…?(´Д`