来年は下の子(長女)の小学校入学…。
共働き世帯であるため、妻の実家から通える学校の入学手続きを2年前に申請し、上の子(長男)を進学させています。
同様の手続きを10月、早々に済ませました。
僕たち親にとっては義両親のおかげで、学校がコロナ閉鎖になっても預かってもらえるという安心もあるし、最悪仕事が遅くなっても夕飯やお風呂まで面倒を見てくれ、子供の不安も解消してくれる頼もしい存在です。本当に感謝しています。
昔僕自身も母はパートでしたが共働き世帯でしたので、当時のかぎっ子という身分でした。小学校2年生の後半から母が働き始めたので別段帰りが遅くても怖かったり、心配だったりもなく、外で遊んだりテレビを見たりで過ごしていました。あまり勉強した記憶はありません(^^;
成人して、のちに知ることになりますが、3つ下の妹は母がいないことが相当不安で怖かったらしく、黒電話がリンリンとなっただけで怖くて泣いていたと本人から聞きました。
そんな思いを子供にさせなくて済むのはとても、とてもありがたいことです。
しかし我が家の場合、親の事情で居住校区外の学校へ入学となるため、今までの仲の良かった友達との別れとなります。(幼稚園も考慮してくれて、同じ校区外の小学校へ通う児童がいるきょうだいがいる子供同士は、同じクラスにするなど、将来不安にならない措置を考えてくれています。)
ときは9月11日、まだ昼間は暑い休日になります。
コロナで旅行も控えていて、ちょっと大きめの公園で沢山遊んで、汗かいて、かき氷を食べた帰り道、車の中でボソッと言いました。
僕「新しい小学校は、幼稚園の友達ともお別れになっちゃうんだ…。ごめんね」
娘「いいよ。〇〇(息子の名前)がいるし」
息子「…わかった。」
それを聞いた妻は何も言わずに娘をギューッと抱きしめました。
本当にうれしかったし、反面申し訳なかった…。
子供達にこんな覚悟をさせてしまったことへ、とても、とても申し訳なかったです。
この日も妹は朝から兄に泣かされていました。
おもちゃの取り合い、おもちゃの片付けの押し付け合い、車の座る場所、その他ちょっかいと…。
こんな間柄でも、この二人には絆があるんだなってちょっと意外でした。
最初に環境の違う学校に入学し、結果友達も少ない兄でありますが、妹が困らないように頑張ってくれる生真面目な姿が浮かびます。普段は暴れん坊で納得がいかないことには耳を貸さない娘も、新しい世界では兄の存在が何よりの安心のよりどころとしてくっついていくのかな?
お前たちのきずなの強さは、裏を返せば親が頼りないからかもしれないね。何もできないだめな親ですが、彼らの幸せを第一に頑張ります。