ミルガウスファンの僕が思う、プロフェッショナルモデルの中でも、「同類」のニオイを感じる時計…。
ヨットマスター
基本的な操作やデザインはサブマリーナとそっくりにもかかわらず、その人気は大きな差をつけられている感が否めない存在であり、2019年の価格改定の際、お値段据え置きだった彼。
少しだけそんなヨットマスターを調べてみることにしました。
ヨットマスターと言えばロレジウムという素材を使った時計で、富裕層がアクティブに使うシチュエーションで身に着けてほしいというコンセプトが見て取れます。
ロレジウムとは、ロレックスが作り上げた金属の名称・造語で、ロレックス+SS(ステンレススチール)+PLATINUM(プラチナ)が由来とされており、904Lスチールと950プラチナのコンビモデルの事でヨットマスターのみその素材を許された特別な時計であります。
ダイバーモデル特有の幅広く存在感あるベゼルはプラチナ素材でできており、両回転します。
なお、ダイバーモデルの定義の中に、逆回転防止ベゼルでなければならない項目があるとの事で、ヨットマスターはダイバーモデルではないという時計屋のブログを見た記憶があります。
・プラチナコンビモデルが100万円台はお得?!
他のモデルのPTコンビモデルは数百万の定価が多く、そういう意味においてはロレジウムはお得に感じるところはあります。いぶし銀な印象で、ギラギラした見た目ではなく、サブマリーナのデザインでワイルドさがありながらさわやかさを兼ね備えた、やはり陳腐ではありますがワンランク上のラグジュアリースポーツウォッチという言葉に落ち着きます(^^;
・サイズが豊富
昨今42mmというラージサイズが登場し、現行品においては42mm、40mm、37mmの三種類がラインナップされています。
昔でいうメンズ、ボーイズ、レディースな感じですね。デザインが気に入っている人にとっては自分にちょうどいいサイズ感を手に入れやすい親切設計なトケーですね(^ー^
しかし…
中身は3針時計の3235ムーブメントで同じものを使っている2つの時計ですが、ヨットマスターの定価は1,265,000円、新型サブデイト126610LNの定価は965,800円と、30万価格が高いです。プラチナベゼルという付加価値がそうさせているのでしょう…。
また、サブマリーナは300m防水ですが、ヨットマスターは100m防水と機能面では見劣りします。
このあたりがミルガウスとエアキングの相関性に似ていて、同じムーブメントだけどグリーンガラスの有無が20万円の価格差を生んでいる…に、はまってしまいます。
この時計も
好きだけど買わない時計
という枠に収まってしまう時計なのかなと若干感じてしまいます…。
個人的にはこの時計は興味があるし、欲しい時計かな。秒針もミルガウスと同じで見やすくて個性的だし(^^