アスティアのひとりごと

アスティアのひとりごと

ヤフーブログからの続編としてロレックス、チュードルなど腕時計中心のブログです。またの名を 続・ミルガウス増殖計画

時計好き歴も長くなり、アンティーク時計、国産自動巻きや手巻き、パチモン多方向に興味が広がっております。

2025/08/24

 

人工知能チャットGPTに恋心を持つという人の記事があった。

 

 

中にはAIと結婚をしたという方も…。

 

 

いずれこんな時代が来るだろうと思っていたのですが、それがとても速く来てしまったんだなぁと感じます。

 

AIの記事のコメントは否定的なものが多く、そもそも基本性能が現実にいればハイクラスな風貌、それでいてどんなことにも寛容で、絶対に否定をしない性格を併せ持つ「都合のいい存在」である…嫌なことから目を背けているという辛辣な意見が大半でした。

 

 

自分がまっとうな趣味でもない分際なので言えた義理はないのですが、若い人ならばこれから先の発見も感動も、愛だって十分に見つけることができる『時間』があるので、ここで決めたと立ち止まる判断は待った方がいいんじゃないかなと感じました。

 

 

 

身も蓋もない言い方をすれば、自分だけがよければいい自己完結の報われぬ愛…。

 

僕も健全(今までが普通)と思い込んでいる大多数の一人としてまず感じる答えがそれです。

 

しかし半面、理解できる気持ちもあって…。

愛の普遍性や美しさをそこには感じます。

よろしくがつかないメカドック(この表現、わかる人のみで申し訳ない)のaiboも製造中止となり、飼い主さんの愛を続けられるように奮闘する修理技術工房が存在する記事を見た時、目頭が熱くなる気持ちを覚えていて、いきものとか無機質とか関係ない。愛は純粋で、とても尊い…と強く感じたものです。

ヒトの心の支えになっているのだから否定できるものではないとも考えます。

 

 

大阪万博のアンドロイドばーちゃんをTV中継で見ました。

ばーちゃんと孫娘2人のケースですが、ばーちゃんは余命いくばくの中、天寿を全うすることを望みますが、孫娘はばーちゃんと一緒にこれからも過ごしたいのでアンドロイドばーちゃんを希望します。

自分の最後の願いを選ぶと孫娘が一人になってしまう…。

自分の希望と愛する人への気持ちに寄り添う思いやりの間で、葛藤するばーちゃんでした。

 

ニンゲンって弱い生き物です。幸せである方はどちらなのか?

どちらが正解かなんて人の見方で異なりますからね。

でも線引きは必要かなと。

 

昔ばなしだってそうです。

いつまでも都合のいい竜宮城に居る浦島太郎ではなかったじゃないですか。大事なおっ母さんが心配で、3日で帰ったでしょう。たったの3日だったのに世界は300年後だったという残酷な最後でした。

 

AIを愛する事は悪い事ではないと思いますが、気づいた時にはもう手遅れだったなどという浦島太郎の最後のようにならないように…あってほしいですね。同じヒトとしての感想です。

 

24時間テレビのテーマ「愛」にちなんだ投稿でした。

職場の同僚とサイゼリヤでランチを食べました。

あまり利用したことはなく、平日ランチは初めてだったのだけど、半年ぶりの入店で改めて感じたのはその安さ…。

 

同僚は初めてだったらしく同じく安さに驚いており、「これって隅から隅までメニューを頼んでも一人3,000円のコースメニューで収まりそうだね」とそんな雑談をしたことを覚えています。

 

ボーナスの小遣いも入った7月の休日。そのことを思い出し、妻に唐突に…

 

『サイゼリヤに行かない?メニュー全制覇は難しいけど各ページから最低一つ以上選んで全ページ攻略くらいはできそうなんだよなぁ。』

『ボーナスも入ったし、これ位ならばこんな大きな事も言えるもんな、

 

「今日は俺のおごりだ!好きなものを頼んでくれ」

 

ってね(笑)』

 

妻は呆れていましたが、力を合わせてそれができるのであれば試したいという気持ちは若干あったのでしょうね。肉やこってりしたものは欲しくないのだけど…と言いつつも付き合ってくれました。

 

 

 

かつては言ってみたい言葉の一位だったこのセリフを、人生でようやく伝えることができました。感無量!

 

 

 

子供達も喜んでいきたがりましたが、食が細い4人では無理かもしれないので、援軍を呼びました。

僕達よりも食が細い義両親ですが…(^-^

 

僕以外のメンバーはメインとデザートだけの注文で会食を楽しんでおります。

 

手伝え!! ヽ(`Д´)ノ

 

集う6名の力で何とか各ページから一つ以上の注文をしましたが、チーズがベースの食べ物なのでおなかに重く、僕はコースメニュー風に順番にサラダ・ピザ・ドリアまで食べきりましたが、肉料理・パスタ・デザートは受け付けなくなりました(--;

 

 

 

また頼んだ品物が順次並べられますがすぐにテーブル一杯になってしまうので、早くお皿を空にしなければ次の料理が来てしまうという切羽詰まった食べ方という部分も味飽きしてしまうというか、次の料理を頼もうという気分をそがれてしまったのかもしれません…。

 

 

この年になると腹八分でおなかに余裕があるくらいで抑えつつ、たべたものの余韻を感じるくらいの方がより高い満足感を感じるのかもしれませんね。

 

 

 

『次、万全の準備で以て全種類制覇』は絶対に無理という事を今回で懲りたので、もうトライしませんが、苦しくなる程おなかに詰め込んでも6,500円くらいで済んでしまい、本当にサイゼリヤのメニューが格安で、庶民の財布に優しい価格設定であるかをありがたく感じました。

 

 

ムーンフェイズと間違って購入し、ただでさえ少ない手持ち資金を失ってしまったという負の感情が強いものでありました。

 

 

 

 

 

・届いてみて案外時計やベルトが綺麗だったこと。

・スケルトンバックで、見た目も性能も納得できる46系F7ムーブメント搭載なこと。

 

あたりが不満を払しょくできる部分でした。

 

 

ペンシル針は太く、ブルーコーティングされており、光に当たった時の美しさが目立ちますし、スモールセコンド部分の秒針もホワイトバックだととても見やすいです。サファイアガラス風防はSARコーティングが施されて映り込みしにくく優れた視認性と傷がつきにくい耐久性もあります。

 

文字盤のカラー違いでも大きな差がありますね。同じ性能を有しているRK-HK0002Lスリムデイトと比べても、一目瞭然です。こちらはもう少し針が目立つようなカラーリングにするか、文字盤のトーンをマットにするか明るめのほうがよかったかな?

 

 

 

 

 

キャリバーF7F62は、オリエントスターのムーブメントの2番目に上位のモデルで、精度は+15秒~-5秒と毎秒6振動(毎時21,600振動)という振動数の少なさのわりに優秀であるところが魅力です。

8振動の方が精度が出やすいのですが、それを6振動でできてしまう技術力も素晴らしく、世界の時計と渡り合える実力持ちです。

 

 

9時位置のオープンハートと7時位置にもある小さいオープンハートが重なっており、だるまがひっくりかった形の部分からマシンが覗いているデザインは面白いですね。9時だけ空いている時計と違う点でも新鮮です。悪くないです(^^

 

 

 

しかし気に入らない点も多く、

 

・ラグ細すぎてケースがしゃもじ

・デカい12数字の存在

・ケース径41mmなのにスモセコ針短い

 

文字盤を大きく取っている分、ラグからベルトまでの距離を一気にすぼめるようなデザインが好きになれず、ザラツ研磨でさらにシェイプされたように見えるところもマイナス点です。

また、大きく文字盤を取っているにもかかわらず、クナイの形の秒針が短く、時針や分針のペンシル針のようなスマートさがない点。これはセンターセコンドでまとめた方が絶対よかった…。コンテンポラリーと称する現代風な時計ならば、アンティーク時計に多いスモセコを選ぶ必要はなかったはず。

 

 

オリエントスターの中では改善点が多いデザインであるのがスリム(スケルトン&デイト)シリーズ全般です。

現在は廃番になっておりますが、ケースの厚みは10.5mmあたりと装着感は優れておりますので、復活する折には見直してもらえると嬉しいですね。

 

もうすぐ子供らを連れて沖縄旅行をします。

小学生に上がってしまうと夏休みしか長期の旅行に合わせられないので、昨年のソウル旅行同様この時期となりました。全国の天気で見る最高気温がどこよりも低い…というか、32~33度と安定していると言っていい沖縄ですが、どのくらい暑いのでしょうね?8年前はまだ未就学児だったのですが、今回はちゃんと子供たちが楽しめる場所を選んでコース作りしました。

 

 

2025/08/19

これは何かの巡り合わせなのか?なんと二千円札が手に入りました。

確か2000年の沖縄サミットに合わせて…だったかなぁ。アムロナミエさんのネバーエンドとかいう曲だけは覚えています。

 

 

そういえば昨年の新紙幣刷新では新札として発行されず、世の中から2千円札は消えましたが、わずかながらその存在があります。

沖縄では普通に流通されていると聞きますし、外国の旅行者が那覇空港などの両替機を利用した際には二千円札が束になって出てくるなど”知らぬ人たちへの無理強い”とも取れなくもない方法で旅行者を通じて、各地へ広がりを持っているという状況は知ってはおりましたが、”おらが村にも沖縄さ行ってた旅人さんが来なすっただか”と、人の流れが垣間見える瞬間に少しながらの感動を覚えるのでした。

 

 

 

久しぶりに眺めてみると、今のお札と全然違うなぁ。配色がレトロだなぁと感じます。

シリアル番号もアルファベットが先頭と末尾に一文字だけで、数字6ケタというのも流通量のいか程もなかったことをうかがい知ることができます。

 

 

早速子供に見せますと、興味を持ちましたので、子供が持つ千円札と交換しました。

  ・沖縄の首里城が書かれている 

  ・今では廃札なのだが沖縄県では普通に流通している

 

 という点だけを理解しているみたいです。『沖縄のお金』と言っており外国の紙幣のような感覚なのかもしれません。当たらずとも遠からずです(^^;

大体各部屋に一つはある掛け時計。

毎日の生活の中で見ないことは殆どないもので、大げさですが人生と共にある道具の一つであると思います。

それなのにセイコーやシチズンといった時計メーカーとくれば、なぜかデザインや形状は実にありきたりで、面白みもないものばかりです。ずっと前からそんな感じでした。

 

結局色々探しても気に入るものがなく、マイホーム新築時にリビングにかける時計として購入したのはジョージネルソンデザインの時計にしました。8年経過しますがこの部屋に調和していると感じており、満足しております。

 

 

 

 

今のところ問題なく動いておりますが、ムーブメントはクォーツ式で、10年の寿命まではあとわずか…。次のデザインはどんなものにするべきかというのが今後の課題となりそうです。

 

 

 

国内有名メーカーの掛け時計生産モデルはセイコーが圧倒的に多く、次いでシチズン(リズム社)ではありました。

ホームページを見ながら数えましたが、セイコーは100種類以上でした。

そこにはソーラーとか、電波とか、秒針スイープ運動とか、カチカチと音がしないとか、駆動方式が違うけどデザインに大差ない掛け時計が多く、見た目だけだと総数の三分の一、四分の一になってしまうかも。

 

少なくなったデザインからさらに細分化すると、キャラクター(ディズニー的な)モデル、ファンタジーモデル(からくり的な)、スタンダードモデル、レトロモデル(鳩時計的な)でした。

 

(かつての振り子時計のようなデザインで6時の下あたりの

キャラクターが動く時計をからくり時計と称しております)

 

 

現代風デザイナーズクロックのラインナップがないのが不思議です。知らないメーカだと沢山出ているというのに…。

 

 

結局子供部屋はこのデザイン時計になりました。

デスク・ベッド・チェアーは大きさや性能ありきで親が総合的にいいもので判断して購入しますので、子供が初めて自分の部屋(スペース)としてこだわりをもって取り組んだのが掛け時計となりました。

 

僕も時計ファンの端くれとして、できれば時計メーカーの掛け時計を買ってあげたくてもセンスを感じるデザインが少なく、そこが親として、時計ファンとして情けなく感じます…。

 

腕時計メーカーでは無限の可能性を十分に発揮しているのに、掛け時計にはその力を発揮しようとしないのはなぜなのだろう。

 

そんな中見つけたのがダイバーズ風の掛け時計で、その姿はまるでプロスペックス。

 

 

このブルー文字盤はQXA791Aという型番です。

電波時計ではなくクォーツ式で1.1万円なので性能に比して高い時計ですが、無難で面白みに欠ける「欠け(掛け)時計」群の中においてこの遊び心はいいですね(^^

 

 

部屋に似合うかどうかは別問題ではありますが、購入者が満足できる時計であればよきものであるかなと思います。

掛け時計は思うに、『時計+絵画またはオブジェ』という部屋の調和を考えるべきプラス要素が必要なので、家具デザイナーをメンバーに加えて、掛け時計の在り方を吟味してほしいなと思いました。

日経平均株価が過去最高値を更新が2日連続して続いているという異常事態…。

そう思うのは僕が株価に興味がないせいなのか?それともやっぱり知識ある人達も異常事態と感じているのだろうか?

波と一緒で相場は寄せては返すもの。

上がればいつかは同じ勢いで下がる事もあるので手放しでは喜べません。

臆病者の僕はそう考えています。

 

日々の生活においてお話をする方々の中には、”そこまでしますか?”と驚くようなお金にシビアな人がたまにいます。お金に困っている風ではない人でむしろ勝ち組でしょうという方に多い印象があります。

そのタイプの中でもまた一部の方々だと思いますが、会話から把握する価値観というのが、頭の中は常に売る事が先に来て、それがいくらで売れる価値があるということをしっかりと値踏みしたうえで攻めに行く(購入する)という導線が出来上がっているんです。

演算処理が正確で衝動買いとは無縁の人達だと思います。

 

 

ヤフオクとかメルカリとかで不用品を出品してみると、案外と欲しがる人がいる事が見えてきた世の中なので、その辺の調査もしやすいのかもしれません。ただそれには時間とエネルギーが必要じゃないかなと思うのですが、それが苦にならないタイプなのかもしれないですね。

 

株取引とか為替取引とかも積極的にされているのかもしれませんが、そこで差益が出れば、目論見通りであった!と鬼の首を取ったような勢いで聞いてないのに説明してくれます。

他人の財布なんて自分になんのメリットももたらさないし興味もないのですけど…。

僕の中ではお金への執着心の強さから、そんな人たちは「がめつい」という印象になります。

 

 

やりくり上手とケチの境界線は見極めが難しいですが、度が過ぎるものはケチに見えてしまうというのが一般的なのかなぁ。

僕の過去を振り返ってみて心当たりがある行動といえば…

 

 

・居酒屋ではクーポンばっかり使っている

 

・ATMで新札が出てきたら、使わずに財布の中から出さない

 

・ゲームでレアアイテムがでてきたら、出し惜しみする

 

・タクシー運賃が上がりそうになる手前で降りるタイミングを計る

 

・はしご酒で次の店探しの時『クラブなどシラン店員が横に座ってあれこれ話しかけられる宴席は気を遣うので行きたくないし楽しく浪費できない』のでお地蔵様になる(行くと言わずに微笑むだけで成り行きを見守るが、心の中は行くな!行くな!別の場所にしろ!と般若の面で念じている)

 

・子供が小さかった頃、割安で食べたいのでセットの定食を大盛で注文し子供の取り皿を貰ってシェアして食べた

 

 

 

みすぼらしさ満載で、ケチというよりもセコいな~(ーー;

(ズルい考えでケチを実行しようと画策する点において、ケチ以下の評価なのかなと考えますが…)

 

もちろん人前でそれを悟られまいと普段はとる行動ではありませんが、行動を起こさずとも一回は心の中で一瞬の葛藤を覚えたり…します(--;

 

 

「ケチ・がめつい・せこい」

どれを選んでも頂きたくない言葉で、己の品格の乏しさを痛感するところです。

どんだけ~~って言われそうです(--;

(思い付きでイラストしてみたSEKKOさん。デスクに置きっ放しにしていたら娘が色付けしてくれました)

たまたま見てしまったneelさんの動画からこのネット限定モデルの裏話を知ることができ、この度白いモデル(SZSB011)を購入しました。

 

この動画で説明されている方、商売でこれだけ熱く説明ができるのであれば相当の切れ者だろうなと思います。

時計バカたる僕が”その通りだ!”と共感し、この時計を購入したいと思う行動を見事に誘導しておりますので…。

 

 

 

 

さて、実機は白の文字盤というには離れている気がして、シルバーよりも白く明るいのだけれども、金属のような鈍い光を帯びていて表現が難しい文字盤カラーです。その輝きがのっぺりとしておらずいい顔つきをしており、ドルフィン針の光の反射を包み込むようで親和性が高く、”セイコー時計でMOD(カスタム)もあり”の考えの僕も、これはこのデザインのままが美しい佇まいだろうなと直感的に感じるものでした。

 

そうそう!

見た目もいいのですが、他も優れている部分があって、

 

ベルトのコマ外しも簡単なのです。

Cリングが細い針金を巻いたようなコイル形状なっていてコマの穴に留まりやすくなっており、ぽろっと簡単に抜け落ちることがない設計になっております。

 

(オリエントスターのCリング)

 

オリエントスターはただの筒状金属板なので滑りやすく、この目立たないパーツまで考え抜かれているという点には感動を覚えております(^^

 

バックルは小さめでコマより若干長いくらいです。

いわゆる半コマ分短くする機能はないのですが、ベルトと同じく湾曲して腕にフィットするので腕なじみがいいです。

 

ステンレス製ですが316Lとも記載がなく、いい素材ではないのかもしれませんが、全体的に軽い重量なのでケースが手首の動きで加重移動する感覚もありません。

 

精度などは使い込んでみての評価となりますが、現時点で扱いやすくてキリっとしている点や、シルバーっぽい文字盤はあらゆる世代が身に着けても違和感がない普遍性があり、持っていて絶対損をしない時計だと思いました。

2025年のロレックスの新作のランドドゥエラーは今年の目玉だったと聞きます。

 

各々のブロガーさんの感想を見聞きするだけの情報だと

 

・オイスタークオーツ譲りのラグレスデザイン

・エクスプローラーのような6と9(だっけ?)のアラビア数字が入っているハニカム文字盤

・エグい定価

 

というところで、見た目のダメ出しがやたらと多く、集中砲火を受けている哀れなモデルという印象です。

 

 

ロレックスに興味を失ってしばらくが経ち、全く性能を知らないので、先ほど調べる限り10振動36,000のハイビートマシンを搭載した初のモデルとのことでした。

玉座でぬくぬくと同じモデルをちょっと整形した後継機種を用意していたって十分にその人気と知名度で売り切れ続出のはずなのに、まだ進んでいなかった領域への挑戦をしてきたロレックスにはちょっと好感が持てます。

でもたかだかハイビートのモデルで一本が200万円越えというのは、庶民の金銭感覚からはありえない時計でありますので、あくまでちょっとだけですけどね(^^;

 

 

ラグスポブーム(今もあるのか?)に乗り遅れた感があったロレックスが、満を持して投入したデザインだったのだろうか?

それとも新しいモデルに古い復刻デザインで新旧融合をした新鮮さや斬新さをアピールしたかったのか?

かなり変わったデザインの時計だなと感じました。116900エアキングの発表時のような感覚でした。

 

かつては熱狂していたロレックスブランドに冷静になってしまい、欲しいとも欲しくないとも思わなくなった古手の時計ファンですが、ネット検索したワードで一番最初に来るのが、「ランドドゥエラー 買取価格」だったんです。

 

 

 

 

買った(または買いたいと思った)そばからソロバンはじくって…

 

 

ロレックス時計マニアも質が落ちたな。

 

 

と感じてしまいます。

金額や価値を気にするのも「人情」と一定の理解はあります。高い時計ですから…。

でも自分のハートに刺さるものであれば、他人の評価は関係ないと思います。

僕がミルガウスの時だけでなく、ジラールペルゴのヴィンテージ1945やオリエントスターやヴァーグウォッチで感じたパッション(情熱)から貯金が空になるまで突き進んだ経験から言うと、それが野生というか、正直な気持ちや衝動というか…。

うーん、でもそれって実は世の中では『失敗』と言われる結果であって、僕が異常だったのかも?(--;

 

(『そう思う』多くない?!

 

 

 

ランドドゥエラーには僕はまだ魅力ある可能性が沢山あると思っています。

ドゥエラーがつく時計は海・空・陸と地球上の空間はこれで網羅しております。

その中でもランド(陸)はいろんな魅力があって、

 

・ハワイ諸島のような火山地帯、マグマがうねる赤い世界

・南極や北極のような永久凍土と日が沈まない白い世界

・ジャングルのような密林地帯の緑の世界

・地面は乾き亀裂が入った乾燥地帯の黄色の世界

・きめ細かな砂の粒子が一面を覆う砂漠地帯の黄金の世界

・地底の珍しい鉱物からつくるレアメタル文字盤とか

 

文字盤として表現できる可能性が無限大ですよ(*^^*

デイトジャストも文字盤の種類がとても多かったのですが、それに負けない良さを存分に含んだモデルではないかなと感じております。

腕時計のご意見番的な方々の批判にさらされているモデルではありますが、

 

今このモデルをこき下ろすのは時期尚早でしょう。

 

殻を破ったばかりの雛鳥のような時計です。これからの成長を見守ってあげましょうよ!(^^

 

大切なものって、いつまでも綺麗であってほしい。

 

ジラールペルゴのヴィンテージ1945はとても気に入っていて、なるべく止まらないように使い続けている長袖シーズンでしたが、ベルトの劣化が気になるところです。

未使用品クラスを購入したので、ベルトが今すぐどうこうなるものではないのですが、早めに手を打っておきたいと考えてベルト製作の依頼をすることにしました。

 

 

 

最高のアンティーク時計(自認)のオイスタークッションにふさわしいベルトを…と、ジャンルソーでアリゲータ 竹斑ツヤ消しを過去にオーダーという分不相応も甚だしい事をしていましたが、すっかり没落貴族のような時計貧乏な今の僕には、オーダーベルト専門店で5万も6万も払えません…。

 

 

前にハンドメイドマルシェに行った時、皮製品工房もブースにあったので、ああいう個人運営のところでお願いできればと思い、ネットフリマで高評価が多いクラフトされている方に依頼をしました。

 

しかしクラフト作業者はこんな形のベルトは作ったことがないので自信がないのだが…と請負をためらっているご様子…。

 

 

ヴィンテージ1945のベルトは普通のベルトと違って、ラグの形に厚みがあって製作は難しい技術が必要かと思われます。

その為会ってお話しできなかったり、現物を見てもらうこともできなかったりの状況なので、説明は事細かに資料を作って提出しました。

 

 

 

その一例が上記画像です。

 

長さや幅はオリジナルを伝えてそれに合わせてくれることで話もまとまり、”バネ棒外し穴は技術的に製作できませんが他は何とかやってみます”という返事を頂きました。

 

 

そこからベルトの素材・カラー・ベルト裏の素材・ステッチの有無・ステッチ要ならば糸の色・剣先の形・バックルピンの通し穴の数などなど、たくさんの打ち合わせをしました。

 

こういうやり取りをしている時って、オンリーワンを作っているなぁという実感がわき、とてもワクワクします。スーツを作っている時を思い出します。(小遣いが時計に全振りになって以降7,8年作っていません)

 

 

色味もオリジナルに近いわに革を調達でき、ある程度のことが決まってしまうと完成までは半月との事です。進捗を聞きながら到着を待ちました。

 

・・・

 

で、届いたのがこちら(画像右側)です。

 

 

 

色と素材は素晴らしいです。しかしステッチ糸が太すぎなのと通し穴が大きめに見えることもあってもっさりしてます。細い糸が使えなかったのはベルトの厚さが原因だったのでしょう。

 

 

技術的にも難しいとされるラグ付近の三角形のふくらみですが、大変だったのでしょうね。比較すると随分違う。

サイドから見える茶色の塊の素材は何かはわかりませんが、厚塗りにしておられるため、わに革の特徴であった柔らかさを失っており、ベルトが硬いです。

 

 

 

取りつけてみますがラグには隙間が生じており、ホールドがよくないため、弓なりのケースである時計なので、鋭くとがったラグが腕に刺さって痛い(T_T

ケースの湾曲の先にあるトゲのようなラグとツライチにしている純正ベルトの考えしつくされたデザインには感服でした。

 

 

オリジナルベルトを手に取ってしまえば製作知識がある人ならピンとくるものがあるでしょう…。

たかがベルトではなく、緻密な工程や工法などの知識も、伝える側の僕には必要でありました。ベルトに知識がない僕が伝わらない説明しかできなかったのが大きな原因だと思いました。

 

 

折角作っていただいたオンリーワンなベルトですので、この日から早速使用しております。

面倒な依頼にもかかわらずクラフト作業者さんはとても親切で、良心的なお値段でとても助かりました。

普通のベルトをお願いする際はまた利用しようと思っています。ありがとうございました(^^

 

2025/07/27(sun)

 

子供らは夏休みの宿題も終わらせ、日々やることがなく過ごしているようです。

義両親の家で預かってもらっておりますが、交通量が多いので勝手に外へ出て行くことを許してもらえず(商店街が近いのでゲームセンターに行かせないという理由もあります)、また酷暑で友人と公園で遊ぶ事もできず、ゲーム・テレビ・アマゾンプライムビデオとユーチューブで時間つぶしをしている毎日です。それも辛いよなぁ~(´Д`)

 

僕が子供の頃はテレビゲームを持っている家庭が少なかったこともあって、野球したり、昆虫採集で山登りしたり、市民プールに行ったりと屋外の時間つぶしはいくつかありましたが、それでも時間を持て余していた記憶があります。

給食もないので母が作る昼ご飯はひやむぎやそうめんばかりで不満だったり…ってのもあったなぁ(^^;

 

その記憶がよみがえったので、子供たちとともにいる週末位は満足できる時間つぶしをさせてあげたいと思い、この前屋内市営プールに連れて行きました。

水にぬれても大丈夫な時計を動かすか…と出発前にふと思ったので、オリエントスタースポーツセミスケルトンRK-AT0104Eというモデルを着用しました。

 

 

 

かつてリファービッシュ品として購入し、ラバーベルトに変更をしたものの使用しなかった時計ですが、200m防水で比較的新しい時計なので、僕が持っている時計群の中では一番防水性が高く信頼できる時計であろうと思います。

 

 

いつもだとプールは人も多く、子供のそばにいて水の中を歩くくらいしかできないのですが、あまりの暑さで外出しないせいなのか、13時過ぎのプールは珍しいくらいに静かで、レーンがまるまる空いているほど人が少なかったのです。

 

しばらくはいつものように子供の脇で歩いたり手を引いて泳がせたりしていましたが、子供も大きくなったし妻も同伴しているし、空いたレーンで泳いでみようかな?と比較的息継ぎがしやすい平泳ぎでチャレンジしますが、25メートルで息が上がります!12年ぶりくらいになりますが、明らかに老化してるなーと判明し軽くショックを受けております(^^;

 

 

気になっていた時計の防水性ですが、手を動かして水を掻くので、水圧的には何気圧かわかりませんがそれなりに時計に負荷がかかっているだろうと心配していましたがちゃんと動いておりました。

水の中で能動的な環境でも見やすい状態を確保するためにはあのくらいの大きさ(ケース径43mm)が必要なのかもしれないとダイバーズウォッチを初めて水の環境で使ってようやく思い至るところとなりました。

さらにベルトはステンレスよりもラバーの方が腕とケースバックの密着度が良く、水掻きで時計が泳ぐ際の抵抗を受けている風にも感じませんでした。久しぶりに泳げたという経験よりも、陸での着用では見いだせなかったこの時計の良さが体験できたことが一番の収穫でした(*^^*

 

まだ夏休みは後半戦が残っています。人だらけではない時は僕もこの時計とともに泳ぎの練習でもしてみようかなとちょっとだけ思う週末でした。