皆さん、こんばんは。浜松で社員数50名以下の会社の社員を巻き込み収益構造を良くする月次決算コンサルタントをしています。
経営計画専門の税理士 鈴木です。いつもありがとうございます。
何でもそうですが、【その意味を知ってやる】のと【ただやる】のでは、側から見たら同じようでも全く成果が違ってきます。
これは多くの事例があり周知の事実です。
【なぜやるのか】【どうしてやるのか】【だからやる】・・。
スポーツや試験などは結果がわかりやすいのですが、経営においても本質的には同じ。なんら変わることはありません。
経営は長期戦。打ち上げ花火では終われません。当たり前のことをいかに当たり前に継続していけるかが一番重要。
そのためには、やっていること・やること、の理由、意味を明確にしていく必要があります。
ということで今回は、経営計画。その中でも利益計画について、そのやる意味について書きます。
実は、経営計画。会社で一番のネックは継続ができないことです。継続は一番難しいのですが、継続できない理由もそのやる理由があいまいで、弱いからに他ありません。
前置きが長くなりました。
利益計画を作る理由です。
それは、
「社長の戦略・戦術が合っているかどうか?」その検証をするには【利益計画を作るしかない】からです。
利益計画は目標ではありません。利益計画はマスト。会社として生き残るために達成しなければならない数字です。
その数字を結果として達成するために社長は戦略と戦術を立て社員に実行させます。
社長の戦略と戦術が合っているのかどうかは数字でのみ判断されるべきものです。社長はそれだけ重い結果責任を持っているからです。
だから一番偉い。それが社長の責任です。
利益計画を作っていないと社長の戦略と戦術の検証ができない。検証できないということは間違っていても修正ができないということです。
社長は戦略と戦術を立て社員は行動し、利益計画でそれが合っているのかどうかチェックする。
検証は利益計画でしかできないのです。忘れないでくださいね。