決算書の欠点【マーケティング会計②】 | 浜松 キャッシュフローコーチ®・税理士 鈴木崇之のブログ 〝すずレポ”

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皆さん、こんにちは、売上・利益を上げるマーケティング会計コンサルタント 経営計画専門 浜松 税理士 鈴木です。いつもありがとうございます。


~決算書の欠点【すずき式マーケティング会計②】~


先回、マーケティング会計において、売上を上げるには売上を単価×客数。・・と分解することが必要不可欠であることを書きました。


これは、中小企業の経営に役立たせようとした場合、通常の会計での決算書ではデータが大きすぎる、という欠点があるからです。


大きなデータは、鳥瞰する意味ではメリットですが、具体的に対策として行動に移していこうとする場合は使えない。小さくしていく必要があります。


これは決算書を作ることが目的を考えれば当然です。決算書は外部に提出するためのものであり、データを小さくし過ぎると逆に見難くなるからです。


決算書を作る大きな目的は2つ。整理しておきます。


1.税務申告書を作る。

2.金融機関に提出する。


これ以上でも以下でもありません。


税務署も銀行も、決算の結果が知りたい。売上、経費等の原因について細かなことはいらないのです。今後のことは不確定であり、過去の結果そのものが知りたいのです。


ただ、会社の内部で、経営に役立たせようとすると大きすぎます。また、会社内部では今後どう対策や行動に移し売り上げ等を良くするのかが課題です。


売上1億円。だけでは対策が打てません。


どこで、何が、いつ、いくらで、誰が・・。このマーケティング思考がないと行動に移せません。


通常の会計を行動に移せるような会計にする。ここにマーケティング会計の必要性があります。



※マーケティング会計:ありそうでない言葉なので、今後の将来の売上・利益を上げるマーケティング思考のある会計を【すずき式マーケティング会計】と定義して書いています。


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