皆さん、おはようございます、経営を良くする財務コンサルタント 経営計画専門 浜松 税理士 鈴木崇之です。いつもありがとうございます。
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景気下降期に入った時、まずてをうたなければならないのは、資金対策である。
景気下降期に入ったことが分かった時に、まず打たなければならないのは、資金対策である。
売上が下がってゆくのに、売上の多い時に振り出した手形を落としてゆかなければならないからである。
まず、売掛金の回収をいそぐ。資財は当用買だ。不急の支出は一切止める。
新規設備投資は無論のこと、現在進行中の設備投資でも、中止できるものは中止し、中止できないまでも延期するか、ピッチを落とす。
場合によっては、新入社員や欠員補充の削減、中止、延期が必要かもしれないのだ。
その上さらに、いち早く銀行にかけ合って、借金または約束をとりつけるのである。ただし、約束はホゴにされるおそれがあることも事実だが。
景気が上昇に転じた時には、他社にさきがけて行動をおこす。先手必勝の原理である。
「一倉定の経営心得より」
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利益は幻想、現金は現実。まず現実を直視し、対策を練り行動しておく。
分かっていてもできないのですが、一番大切な経営だからこそ絶対やらなければならないのですね。