皆さん、こんばんは、経営を良くする財務コンサルタント 経営計画専門 浜松 税理士 鈴木崇之です。いつもありがとうございます。
金融円滑化法が来年終了。資金繰りには十分注意が必要です。
中小企業では資金繰りは死活問題。
銀行は投資をしているわけではなく、融資をしています。言葉をきつくすると貸付している会社の返済能力をドライに見ています。
銀行は利益より、資産内容。PLよりBS重視です。
以上を踏まえると、資金繰り対策は欠かせません。
まず、
①資金繰り表は必ず作りましょう。
難しく考える必要はありません。会社の小遣い帳です。厳禁は他人に任せること。これはダメです。社長自ら手で書く。そうしないと駄目、身に付きませんから。
②PLの利益より、現金重視。
利益は売掛金が回収できなくてもそのまま利益になりますが、現金は現実。入金されないことには資金繰りの足しにはなりません。
黒字倒産のロジックにならないように気を付けてください。
③支払いの優先順位をしっかりさせておくこと。
資金繰りが苦しければ支出を削る必要があります、収入を簡単に増やせないため、その際には、緊急性と重要性から不要な支出を削る必要があります。
そのため普段から支出の優先度をつけてコストを管理する必要があります。いざという時にコストが絞れるように常に支出の優先度を緊急性と重要性からつけておく必要があります。
優先度は状況によっても変化しますので1回やっただけで安心しないで振り返り棚卸は頻度を決めてやってください。
資金繰りを良くする根本は利益ですが、利益がある=現金があるではありません。思いついたまま書きましたが、資金繰り対策、金融円滑化法の件もあり十分注意ください。
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