皆さん、こんばんは、経営を良くする財務コンサルタント 経営計画専門 浜松 税理士 鈴木崇之です。いつもありがとうございます。
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在庫が危険なのではない。在庫に対する考え方がないのが危険なのである。
在庫恐怖症にかかると、ただ、やみくもに在庫削減をするようになってしまう。特に、経理担当者と社長が重症になる。
困ったことには、経理担当者は在庫削減こそ、会社の利益増大法だと思い込んでいる。それ以外のことは何も知らないからだ。
ここに危険が伏在する。如何に有効な販売促進も、経理の「それは金利が高くなります」の一言でつぶれてしまうのだ。
「いくら金利が高くなるか」ということは計算せずに、である。
これは、経理担当者が悪いのではなくて、在庫の正しい考え方を勉強しようとしない社長に全責任がある。
在庫の正しい認識のないままに、ただやみくもに在庫を削減しようとする。
だから、在庫を減らすシステムが開発されたと聞くと、無批判にこれにとびついて売り上げ不振という大やけどすることになる。
「一倉定の経営心得より」
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在庫は罪庫でもあり、財庫ですね。