「カメはウサギになぜ勝てた?小さな会社を元気にします!」
皆さん、おはようございます、小さな会社の経営計画専門 財務コンサルタント 浜松の税理士 鈴木崇之です。いつもありがとうございます。
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すぐれた企業は、必ずすぐれたビジョンを持っている。
会社は絶対につぶしてはならない。いつ、いかなる場合においても利益をあげて存続させなければならない。
これが経営者の最低限度の社会的責任である。そこに働く人々の生活を保証するという社会的責任である。
次に、社会に貢献するという責任を持っている。・・・
さらに、従業員に対する人間的な責任がある。「とにかく食っていけばいい」「もうこれ以上大きくしない。こぢんまりやるのが私の主義だ」
というような社長に、よくお目にかかる。こういう生き方は、個人としてなら結構である。
はたからとやかくいうことはない。しかし、経営者は従業員をかかえているのだ。社長がこのような気持ちでいたら、従業員は浮かばれない。・・
経営者は、以上のような社会的責任と、従業員に対する人間的な責任の両面を負っている。
そのためには、どうしても長期的な繁栄を実現させなければならないのである。
この自覚が経営者の使命感である。この使命感のない経営者は経営者の資格がないのだ。
この使命感の土台の上に、経営者のもつ人生観宗教観などの哲学を積み重ねて「わが社の未来像」を心にえがく必要がある。
それを繰り返し反すうし、温め、次第に高めてゆく。その未来像は、自分に言い聞かせるだけでなく、絶えず従業員に語り、社外の人に話すのである。
それが従業員に希望をもたせ、社外の人々の援助や協力が得やすくなる。
自らは、それが潜在的に植えつけられて「必ず実現してみせるぞ」という信念が生まれてくる。
こうなればしめたものである。未来像に基づく、長期目標が設定され、目標達成のための青図が引かれ、発展への軌道にのることになるのだ。
経営者の使命感を土台にした未来像のないところに経営はなく、繁栄はない。すぐれた企業は必ずすぐれた未来像を持っているものである。
一倉定 経営心得より
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社会的責任と従業員に対する人間的な責任←自覚
自覚=使命感 *使命感が経営者の最低条件
使命感を土台⇒経営者の人生観宗教観などの哲学を積み重ねる⇒ビジョン
ビジョンを自分に言い聞かせる
ビジョンを絶えず従業員に語る
ビジョンを社外の人に話す