決算書の普通(文語)の説明 | 浜松 キャッシュフローコーチ®・税理士 鈴木崇之のブログ 〝すずレポ”

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こんにちは。鈴木です。浜松市で税理士をしています。いつもありがとうございます。


さて、決算書の口語説明を書いたので、今回は決算書の普通(文語)説明です。普通はこっちが先ですね。少し硬くなりますが基本は大事。このブログを読んできた方なら頭に入りやすくなっていると思います。


では、

決算書とは

・会社の経営状況を表す複数の報告書の総称



以下、決算書の具体的な表


PL(損益決算書)とは

・一定期間の会社の経営成績を表したもの

*家庭でつけている家計簿のイメージです。


BS(貸借対照表)とは

・一定時点の会社の財政状態を表したもの

*家庭の全財産(預金、家など)の状況と借金の金額が分かるイメージです。


CF(キャッシュフロー計算書)とは

・一定期間の会社の現金の流れを表したもの

*PLの利益だけでなく、現金そのものを重視してつくられるようになった表です。この表の歴史はまだ浅く2000年からで、かつ上場企業の会社にだけに作成が義務づけられています。


~決算書の見方・読み方~



★昨日も書きましたが、注意点です。

皆さんがお好きなPLでは、借入の返済や、現金の増減はわかりません。


BSは財産状況を一応表しているのですが、時価ではありません。買った時の原価がベースになっています。適正な資産価値を表しているとはいえない。(この理由は後日説明します。)


CFは年の現金の増減を表しているのですが、毎月々の資金繰り表にはなりえないということ。です。


頭の片隅に置いておいてくださいね。