退職代行について | 徳島で就職・転職を支援するキャリアコンサルタントのブログ

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徳島の人材サービス会社「アステート」代表 福山研一のブログ。

GW明けに利用者急増とニュースにも

なっていましたが、

「退職代行」サービスの話題をSNS等でも

よく目にするようになりました。

 

個人的には、正直違和感がありますが、

(その時点で古い人間かもですが)

なかには会社側の執拗な引き留めで、

なかなか辞めさせてもらえず、

最終手段として活用するケースもあるそうで、

一概に良し悪しは言えないかな?とも。

 

 

賛否それぞれの意見をまとめてみると、

こんな感じです。

 

 

【肯定的な意見】
1.精神的負担の軽減
 退職を伝える際のストレスや不安が軽減されるため、精神的な負担が少なくなる。
2.円滑な退職手続き
 プロフェッショナルが対応することで、手続きがスムーズに進むことが多く、トラブルを避けられる。
3.対人関係のリスク回避
 上司や同僚との対立や対人トラブルを避けることができ、円満な退職が期待できる。
4.時間の節約
 自分で退職手続きを行う手間や時間を省けるため、新しい職場への移行や転職活動に集中できる。
5.退職拒否の防止
 退職代行サービスを利用することで、会社が退職を拒否することが難しくなり、確実に退職できる。
 

 

【否定的な意見】
1.自己解決能力の低下

 自分で問題を解決する能力が育たないため、将来的な対人スキルや交渉力が低下する恐れがある。
2.費用の問題
 退職代行サービスには費用がかかるため、経済的な負担が増える。
3.信用の低下
 退職代行を利用することで、会社や同僚からの信用を失う可能性がある。
4.感謝や謝罪の機会を失う
 自分で直接退職の意思を伝えないことで、感謝や謝罪の気持ちを伝える機会が失われ、人間関係が希薄になる。
5.再雇用の影響
 退職代行を利用したことが新しい職場に知られると、ネガティブな印象を与え、再雇用の際に不利になる可能性がある。

 

 

ちなみに、退職代行を利用して即日退職が可能か?

というのも話題になりますが、

 

就業規則などでは1ヶ月前の申出とかなっていても、

民法では解約の申し入れから2週間で終了できるとか、

年休を使えば大丈夫とか、

年休がなくても欠勤扱いにすればとか…

 

ま、手法は諸説あるようですが、

即日退職できなければ、一定期間気まずい状況で

出社になったり、即日退職できても手法次第では

信用を損なったり(上記の3と5)、

 

いずれにしても、賛否両面を考えたうえで、

利用するかしないか、慎重に判断した方がいいですね。

 

 

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