草莽崛起~阿蘇地☆曳人(あそち☆えいと)のブログ -9ページ目

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自虐…それは資本の国家を愛すること。。。自虐史観を乗り越えて、「日本」のソ連化を阻止しよう!
The Rising Multitude

[草莽崛起~阿蘇地☆曳人のブログ(「日本」を桜の下に屠る決意) から]

 


《何で左翼は中国や北朝鮮といった侵略国家の味方をしているんですか?》 Yahoo知恵袋より

 

マルクス派です。 でも,中国・北朝鮮政府の味方ををしたことはありません。僕に言わせれば,あれも資本主義国家なので,まぁ,当然のことをしているだけですけど。 国際的にみても,こうした考え方は一定の勢力を持っています。

 

☆国際共産主義潮流の基本的な位置 《ソビエト社会主義共和国連邦、東ヨーロッパ諸国、中華人民共和国、キ...  続きを読む

 

Beat Club: British Invasion 1960s, Pt-1; Kinks-Who-Animals-Hollies-Cream-Small Faces-Traffic

 

 

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「日本」を屠る決意!

 

ギリスが産業革命により産業資本主義段階に突入した際に,重商主義的帝国は続いて産業革命を起こすことができず,世界を資本主義国に明け渡すこととなった。このことこそ,それらの帝国国内に資本主義的生産関係が確立されていなかったことを示す。つまり,農業資本主義段階のイギリス資本主義は国内の経済的権力が脆弱であったため,非資本主義的帝国主義と同程度の帝国権力であったということである。

 「プレ〈資本主義的帝国主義〉」段階

  :国内において資本主義を確立(ただし,農業資本主義)

  ⇒ 資本主義的国内権力だが脆弱

  ⇒ 国外:非資本主義的権力/現地の非資本主義的生産の下での剰余労働に寄生(?)

 

イギリスの資本主義的国内権力の重心が経済外的権力から経済的権力へと移ったのは,18世紀末に開始された産業革命によって誕生した産業資本主義段階においてである。産業革命による経済的権力の拡大は,経済外的権力をも再編成し,社会全体に資本の命法を浸透させていった。

大工業による経済的権力の拡大は,主な富の獲得手段を経済外的権力の行使から,経済的権力の行使によるものへとシフトさせた。そのため,国内の経済外的権力は主に,経済的権力の拡大のための諸条件を整備する役割を担うようになった。所有権の法的補強,ファンダメンタルズの整備,市場の創出,市場の秩序維持,労働力再生産の補助,技術開発の援助などの資本蓄積を促進する条件の整備は,経済外的権力によってなされる 

重工業段階の経済的権力にとっては,自らの資本蓄積に従属する形で余剰収奪構造を維持する統治システムが周辺部にありさえすれば,非資本主義的帝国権力によって直接的に支配する必要はない。軍事的強制力や官僚制・法的強制力などを非資本主義的に維持することのほうが,かえって負担であった。帝国権力における経済的権力の分離の可能性がここにある。しかし,いかに経済的権力が拡大しようとも,経済的権力のみで支配-従属関係を維持することはできない。

常に中心部の資本蓄積に寄与するよう,周辺部国内権力に強制し,統治を維持させなければならない。周辺部の統治を周辺部自身に負担させることができても,そこで作り出された富が周辺部自身のために使われては意味がない。周辺部国内権力を余剰流出の窓口として機能させる必要がある。このような周辺部国内権力の支配は,経済外的権力によって遂行される 

中心部経済的権力が利用できる生産関係であるためには,周辺部社会に一定の連続性・予見可能性が必要である。そのためには,周辺部内部に経済外的権力が形成され,連続性・予見可能性を有した余剰収奪のシステムが構築されなければならない。

周辺部国民国家における連続性・予見可能性の維持も,中心部の資本蓄積に適合的でありながら非資本主義的国内権力を強化すると言う意味で,独自のものである。たとえば,周辺部国家における所有権の法的補強という役割は,中心部国民国家のそれとは異なって現れる。それは,周辺部投資による利益の取得を中心部資本に保証するものであると同時に非資本主義的生産関係の土台となる大土地所有を確立するものでもある。

 

「資本主義的帝国主義」段階

  :国内において産業革命を経た工業資本主義が確立

  ⇒資本の命法が確立

  ⇒国外

 :宗主国内また宗主国からの進出資本の剰余生産の条件として周辺部の非資本主義を利用

 

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 産軍複合体の問題 

  清水学 ”イスラエル経済:グローバル化と「起業国家」”

  イスラエル経済月報  

  藤田実 ”戦後日本資本主義における軍需の民需化と民需の軍需化”
  青木未帆 ”武器輸出三原則を考える”
  西川純子”軍産複合体と軍事技術開発”

 

 中東地域の資源と利権

  日本政策投資銀行産業調査部 ”イスラエル経済とガザ衝突”  

  清水学 ”イスラエル経済:グローバル化と「起業国家」”  

  涌井秀行 ”資源略奪戦争としてのイスラエル・ガザ(ハマス)戦争”

 

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イスラエルは常に準戦時体制下に置かれていたため,国の存亡をかけて独立直後の
1940 年代末からすでに兵器の国産化を目指していた。すでに第1 次中東戦争の最中に,現在イスラエル軍の要請に従って各種研究開発プロジェクトを遂行している軍事企業ラファエルの前身である国防軍科学軍団が創設され,また1954 年にはイスラエル航空機産業会社(2006 年11 月よりイスラエル航空宇宙産業会社に名称変更:以下IAI社)が軍用機の機体・エンジンの補修と整備とを行う機関として設立されている。(佐藤千景 "中東和平とイスラエル経済")

 

イスラエルでは戦闘機やそのエンジン,小型艦艇,装甲車両,ミサイルなどの先端技術兵器を大規模に生産することが可能となっていたが,軍縮政策の下でそれらの技術が様々な民生用途に応用されていったのである。たとえば既述のIAI 社は,軍事技術を民間で利用するためにメディスEL というベンチャー企業を設立し,人間の免疫システムを利用したガン診断システムを開発し,最先端の医療技術分野で活躍している。2007 年に日本でも使用が認められたギブン・イメージング社のカプセル型内視鏡は,まさにミサイルを誘導する技術が転用されたものである。

 

イスラエルがかつては交渉相手として認めなかったPLO を承認し,共に和平の道を模索しようと考えたのは,何よりも独立以降,この国に多大な被害と損害を与え続けた紛争や対立に終止符を打つためであった。

 これはさすがに浅薄すぎる見方といわなければならない。むしろ、自分たちの優位な条件の下で,単一・世俗・多文化共生的民主国家というPLOのプランを封じ込めると踏んだからだろう。自分たちを頂点に置くアパルトヘイト体制が維持するうえで好機と見たからだ。

イスラエルはパレスチナ自治政府との交渉継続が本当に和平を実現させるのかという疑問を一層強めているようである。というのも,パレスチナが事実上,ハマスの支配するガザと自治政府の統治するヨルダン川西岸とに分割されたことで,窓口となっているアッバス議長の求心力が著しく低下しているからである。

 ???? イスラエルが意図的にパレスチナを分断したのでは?

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素材の収集と考察


    平野健「資本主義的帝国主義と低開発」経済学研究56-2 北海道大学2006.11【3回目】

 

Ⅱ.プレ資本主義的帝国主義
 経済的権力による国際的な支配-従属関係という資本主義的帝国主義は,資本主義によって生み出されたものである。イギリスにおいて誕生した資本主義的生産関係は,中心部国内において資本の命法が浸透し,経済外的権力と経済的権力とが分離して行使されることよって形成・発展し,資本主義的国内権力を形成した。しかし,そのことがすぐに資本主義的な国際的支配-従属関係を生み出した訳ではない。資本主義的帝国主義の形成は,資本主義的国内権力の誕生からしばらく後のことである。 

 

 イギリスにおける資本主義的国内権力の形成は,国際的な支配-従属関係を前提
とした
ものである。資本主義的国内権力の形成・発展は,国内の資本主義的生産関係を原動力とし,植民地から収奪した資財をその燃料とした。資本主義的国内権力のためには,帝国権力が欠くことのできない重要な要素であった。しかしこれは,資本主義的国内権力を形成するための帝国権力が,資本主義的帝国権力であるということを直ちに意味するものではない。初期の資本主義における経済的権力は,それ以前の権力と比べてはるかに強力なものではあったが,地理的問題や技術・生産的問題を乗り越え,自力で周辺部を支配できるほど強力ではなかった。そのため,国際的支配-従属関係を維持するためには,非資本主義的帝国権力を行使する他なかった。したがって,資本主義的国内権力が形成されながらも,国際的には非資本主義的帝国権力を行使する帝国主義を,「プレ資本主義的帝国主義」9)とする。

[脚注]9)プレ資本主義的帝国主義という用語は,「プレ資本主義」的帝国主義という意味ではなく,プレ「資本主義的帝国主義」という意味である。

 レーニンが『帝国主義論』で取り上げたものが「資本主義的帝国主義」とするなら、これもまたかなりの程度まで非資本主義的権力(経済外的な強制力)を行使して支配を実現していたのではないだろうか。また、wwⅡ後のいわゆる「新植民地主義」体制GATT(WTO)、IMF、世界銀行(IBRDおよびIDA)などによる制度的強制を伴うものであった。ポスト冷戦期の世界資本主義も基本的にはこの枠組みを引き継ぎながら、9.11あるいはより以前の湾岸危機以来軍事力の重要性が再び増してきているとみることができる。

 

1.イギリスにおける資本主義の誕生

 

 ここでは資本の命法の浸透により経済外的権力と経済的権力が分離することをもって資本主義とし,それは16 世紀の農業資本主義段階のイギリス国内において誕生したとする。資本の命法とは,支配者・労働者などの全ての人が全面的に市場に依存し,競争原理に基づき行動させられ,その行動の中で常に資本の蓄積が進められ,それに応じて生産性の向上を続けなければならない,という資本の命法である。

 

 資本主義以前の社会では経済外的権力の行使によって余剰収奪がなされたのに対して,資本主義社会では収奪が,市場取引を通じた交換という純粋に経済的なものとして現れてくる。

 

 経済的権力の自立化はまず,16 世紀に農業分野で現れた。イギリスでは円熟期封建制国家に見られる私的所有の細分化が進み,経済外的権力の中間から下位に属する階層が増加し,富の蓄積を渇望していた。当時の情勢からは領地拡大も望めず,彼らはわずかな所有領地にしがみつくか,借地農業経営者とならざるを得なかった。そこでは生産性の向上が唯一の富の獲得手段であった。

 

しかし幼稚な資本主義的生産関係では,経済的権力が自ら生産の条件を作り出すことはできなかった。そのため経済外的強制力を行使して,資本の命法に基づかない生産関係を破壊し,土地や労働者を資本主義的生産関係に組み込む必要があった。

 つまり,目的は資本主義的な商品の生産に必要な土地や資源や労働力,または製品販売のための市場の獲得にあったが,それにも拘らず手段としては先資本主義的な経済外的強制に頼らざるを得なかったということである。これは,本源的蓄積における暴力の役割としてマルクスが強調するところのものである。

彼ら[零細化しつつある下層の領主層――引用者]は,同時に旧来の経済外的権力の一翼でもあったため,経済外的権力を行使し得たのである。16 世紀のアイルランドの植民地化,17 世紀のエンクロージャーや救貧法を経て,資本主義的生産関係はますます拡大し,経済的権力拡大されていった。

 
2.イギリスの初期帝国主義
 
 イギリス資本主義は,植民地支配という国際的支配-従属関係によって余剰収奪された富を燃料として発展した。それは国内で形成されつつあった経済的権力による余剰収奪ではなく,旧来の非資本主義的帝国権力として展開された。
 
イギリスはアイルランドを植民地化するために,従来の帝国主義の作法に習って中世以降,軍事的な攻撃を繰り返した。しかし,軍事的強制力を中心とした非資本主義的帝国権力では支配を徹底化することはできず,16 世紀には秩序は乱れ,紛争が絶えなかった。そこで16 世紀末,同一化帝国主義への方向転換が起きた。

 

支配に従わない生産関係は,従来どおり「牧歌的に」破壊され,支配側の生産関係が移植された。ただ従来と異なったのは,その移植された生産関係がプランテーション農業という資本主義的生産関係であったことである。生産性の向上により余剰収奪が強化され,イギリスに富をもたらし本国の資本主義の発展を加速した

 

イギリスによるアイルランド植民地支配は,同質化帝国主義による支配であり,支配の主体は非資本主義的帝国権力である。確かに生産関係においては資本主義化し,経済的権力の分離が進行していたが,農業資本主義段階の帝国権力では,経済外的権力と経済的権力とが未分離である。

 

入植者は,封建制的領主であると同時に,プランテーション経営者でもある。この同一の人格において,経済外的権力と経済的権力とが体現されているのであり,ローマ帝国における特権階級が手段として奴隷制という生産関係を用いて領地内を統治したのと同じであり,つまり,その帝国権力が非資本主義的であることを示す。

宗主国も資本主義化をすでに果たしており,移植された生産関係も資本主義的であるにも拘らず,その生産関係を維持するうえで領主権が不可欠だっという見立てのようである。

2.2.イギリス領北アメリカ

 

 17 世紀に開始されたイギリス領北アメリカでの植民地支配は,アイルランドでの成功を受けて,本国での資本主義的生産関係を移植する同質化帝国主義の手法よって展開された。最初に軍事的強制力を用いて,現地住民の生産関係を破壊した。その上で,資本主義的生産関係が移植され,プランテーション農業が特に南部地域で展開された。それを実行したのはアイルランドと同様に,同一人格内に経済外的権力と経済的権力とを体現させる植民地エリートであった。

 

アイルランドと北アメリカ南部地域の違いは,本国イギリスとの距離である。
西洋の存在は,イギリス帝国権力に商業的強制力を必要とさせた

 

農業資本主義段階の生産関係は,奴隷制という経済外的強制によって取って代わられるほどの生産力しかなかったということでもある。生産性向上を図るよりも,奴隷を酷使したほうが早かったのである。

 

 

 

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