来週のポイントはこれだ!! | マルメンライトのブログ

来週(5月1~5日)は、1日に4月の消費動向調査(消費者態度指数)と新車販売台数が、2日に4月のマネタリーベース(資金供給量)の公表。

 米国では、1日に4月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数、2日に3月の製造業受注、3日に4月のISM非製造業景況感指数、4日に3月の貿易統計、5日に4月の雇用統計の発表。2~3日には米連邦準備理事会(FRB)による米連邦公開市場委員会(FOMC)開催。

 2日に4月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値、3日に3月のユーロ圏失業率、5日には3月の経済協力開発機構(OECD)景気先行指数とユーロ圏小売売上高の発表。

4日は欧州中央銀行(ECB)理事会が開催。

 1日は英国のバンクホリデー、欧州およびアジア各国中心に多くの市場が労働の日「メーデー」で休場。中国本土はメーデーを含む1~3日が休場。国内では3~5日がゴールデンウィーク(GW)で大型連休。

 企業決算では、2日に日本たばこ産業が2023年1~3月期の決算、日本航空が3月期本決算を発表。

米国では2日にスターバックス、3日にクアルコム、4日にアップルやモデルナが1~3月期決算を発表する予定。




【注目ポイント】
▽米連邦公開市場委員会(FOMC、2~3日)

 米連邦準備理事会(FRB)は3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利上げを実施。米フェデラルファンド(FF)金利先物の動向からシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)が算出するFedウオッチ(24日時点)では、5月の会合で現行の4.75~5.00%の政策金利から0.25%利上げするとの確率が9割まで上昇。3月の雇用統計や消費者物価指数(CPI)は市場予想並みかやや下回る程度と伸びが鈍化。5日には4月の雇用統計発表。

▽欧州中央銀行(ECB)理事会(4日)
 欧州中央銀行(ECB)は3月の理事会で3会合連続となる0.50%の利上げを決めた。ECBのラガルド総裁はインフレ抑制と金融システム安定の両立を目指す姿勢を示しており、5月の理事会では0.25%以上の追加利上げをする可能性あり。

ウンシュ・ベルギー中銀総裁は「賃金の伸びが鈍化しなければ利上げを継続」と発言し、シュナーベルECB専務理事は「インフレについて勝利宣言するのは時期尚早」「来週の理事会で0.50%の利上げの可能性を排除しない」と語ったことから円売り・ユーロ買いが進み、一時約8年4カ月ぶりの円安・ユーロ高水準。
 3月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)改定値は前年同月比6.9%上昇。資源価格の下落から伸び率は5カ月連続で鈍化したが、価格変動の大きい食品やエネルギーなどを除くと5.7%上昇と過去最高を更新し、インフレ基調は継続。4月のユーロ圏HICP速報値は2日に発表を予定。

 

 

 

 

 

 

 

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