来週(4~8日)はオーストラリア準備銀行(中央銀行)が5日、理事会を開き、政策金利を発表。タイ中央銀行は6日に金融政策を公表。
日銀は9月18~19日開催の金融政策決定会合の議事要旨を6日に明らかにする。
英イングランド銀行が金融政策委員会の結果を発表するのは7日。
米景気指標は5日に10月のサプライマネジメント協会(ISM)の非製造業景況感指数が発表される。
国内の統計としては7日、11月の企業短期経済観測調査を発表する。
総務省は8日、9月の家計調査を発表する。
米上場企業の7~9月期決算の発表日は、ウーバーテクノロジーズが4日、スクエア、バイドゥが6日、ディズニーが7日。
国内では6日にソフトバンクG(9984)、7日にトヨタ(7203)などが4~9月期決算を発表する。
4日は日本国内が休場。
米国は冬時間になる。
▽国内 11月のQUICK短観(7日)
10月は企業の景況感を示す業況判断指数(DI)が製造業でプラス4と、前の月に比べ1ポイント改善。
今回の11月のQUICK短観の調査期間は10月23日~11月4日と、貿易問題を巡る米中協議の進展期待が膨らみをみせた時期。
円相場は一時3カ月ぶりの安値を付け、日経平均株価は年初来高値を更新。
▽豪州
豪中銀が政策金利発表(5日)
豪中銀は10月1日の理事会で今年3回目となる利下げを決め、政策金利を0.75%と過去最低水準。
中銀は「必要ならさらに緩和的な金融政策をとる」と追加の利下げに含みを持たせたが、7~9月の豪消費者物価指数(CPI)が前期比0.5%上昇と市場予想に一致したことから、次の利下げは2020年になるとの観測が広がっている。
足元で豪ドルは上昇し、対円で1豪ドル=75円台前半と約3カ月ぶりの高値を付ける場面があった。5日の理事会の結果がこの流れに棹(さお)さすのかどうか。
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