7月1~5日のポイントはこれだ!! | マルメンライトのブログ

 来週(7月1日~5日)は、日銀が1日に6月の全国企業短期経済観測調査(短観)を発表する。

 

大企業・製造業と非製造業の業況判断指数(DI)が3月調査からどのくらい低下するかが注目だ。

 国内ではこのほか7月2日に6月のマネタリーベース、7月5日に5月の家計調査と5月の景気動向指数速報値が発表される。海外では米サプライマネジメント協会(ISM)が6月の製造業の景気指数と非製造業の景気指数を7月1日と3日に発表する。

 

中国メディアの財新と英調査会社IHSマークイットが1日に6月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)を発表する。

 

日銀短観とあわせ、日米中の企業景況感に注目が集まりそうだ。7月5日は6月の米雇用統計が発表される。
 
 
 重要な会合が相次ぐ。

世界経済フォーラムが主催する夏季ダボス会議が7月1~3日、中国・大連市で開催される。

 

石油輸出国機構(OPEC)の定例総会が7月1日に開かれる。2日はオーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利を発表する。日銀の布野幸利審議委員が3日に広島県で開かれる金融経済懇談会に出席する。

 参院選は7月4日公示、投開票は21日。

 国内の新規上場(IPO)は1社。データフィード事業などを手掛けるフィードフォース(7068)が5日、東証マザーズに上場する。



▼日本 

6月の日銀短観(7月1日)
 市場予想によると、6月の大企業・製造業の業況判断指数(DI)はプラス9と、3月調査のプラス12から3ポイント悪化する見通し。

 

非製造業DIは3月のプラス21からプラス20に低下する見込みだ。19年度の設備投資計画は大企業・全産業で前年度比8.3%増と、3月調査の1.2%増から上方修正される。6月は上方修正が常だが、今回は勢いが乏しそうだ。

▼米国 

6月の雇用統計(7月5日)
 米労働省が7月5日に発表する6月の雇用統計の結果は、7月30~31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で決まる金融政策に対する市場の思惑を大きく左右することになるだろう。5月は景気動向を敏感に映す非農業部門の就業者数の伸びが市場予想を大幅に下回り、市場の米利下げ観測を一段と膨らませた。6月も結果が予想に届かなければ、金融緩和期待がますます高まりそうだが、一方で米景気の減速懸念の方が強まると、市場の雰囲気を悪くするかもしれない。

▼IPO フィードフォース(7068)

マザーズに上場(7月5日)
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