何度も言っていますが、トランプ次期大統領誕生がきっかけではありますが、債券バブルが完全に崩壊したことが、今の株高の最大の要因という事を理解していない人が多すぎる。
どうせトランプ相場は短命だ！そのうち下がるさ、と何の根拠も無く、安易にカラ売りをしかけているようで、個人投資家は週に約4000億円ペースで売りを仕掛けている。
ところが、外国人は「こりゃヤバイ！」と目の色かえて今年前半に6兆円近く売りこした日本株をたった1カ月で約3兆円近く買い戻している。
なぜこんなに見方が逆なのか？？
個人投資家は目先の株価やテクニカル分析という、大相場の時は何の役にも立たないテクニカル指標を信じているが、外国人は長期金利がぶっ飛んでいる事に恐怖を感じているのである。
さて、先日も書いたが引き続き銀行株、証券株を中心に怒涛の上昇が安易に予想される。
昨日は野村ＨＤ5％高、三菱ＵＦＪ2％高。
それでもカラ売りが増えているのは買い方からするとありがたや、ありがたや状態である。
2012年末～2013年初め、アベノミクスに懐疑的な投資家のカラ売りが入り、日経平均株価は逆に大暴騰。
更に2015年も空売りが大量に入ったが日経平均は2万円を突破した。
現在、信用売りは約9300億円！約7年ぶりである。アベノミクスが始まってからも最大のカラ売りが入っている。
ごっつぁんです。
外国人は債券売り株買いを更に加速させるであろう。
特に金融株はまだまだ序の口である。
さて、日本株同様、米国株以上に上昇している国がある。
ロシア株だ！
トランプ氏はプーチンを尊敬している。
2017年はロシア開発元年である。
ベトナム、ミャンマーなどの進出に出遅れた企業が、一気にロシア開発に目を向けている。
ロシア開発協力は日本の国策であるとこがポイントである。
さてもう一度、言おう。
債券バブルが完全に崩壊し天井を打ったことに注目せよ！
トランプだから上がっているのではない。単なるキッカケだ。
2016年はアベノミクス調整の年、何度もこのブログで書いてきた。
夏場は「もう株価は上がらない、日銀の金融政策も限界」などと、経済知識ゼロのマスコミが大見出しで書いていて、年金運用が◎◎億円マイナス！などと◎◎党が国会で大騒ぎしていたが、何だったのだろうか？
3年前から債券→株式に大幅に変更したのが結果的に大正解だったのだ！
世界最大級の米年金カルパースも債券比率を低下させ株式比率を高めるそうだ。となれば世界中の年金も株式比率を高めるのは必至である。
特に日本株は日銀が実質大株主の企業が多い為、株の絶対数が足りないのである。
日銀ＥＴＦ買い、過去最大級の自社株買い、世界最大の日本の年金ＧＰＩFの株式比率増加の効果が一気に爆発したのである。
個人的にはアベノミクス当初の日経平均8000円→1万6000円の時よりも強烈な相場になると思っている。
この相場、なめたらアカン
もう一度言おう「この相場、なめたらアカン」
それでも空売り仕掛けるのは「坊や、だからさ」となろう。
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