来週、12月12日~16日のポイントはこれだ!!!! | マルメンライトのブログ


来週(12~16日)は、13~14日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)に注目が集まる。

市場では今会合で利上げを決めるとの見方が支配的だ。FEDウオッチFRは0.25%の利上げを9割以上織り込んでおり、むしろ米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長が来年以降の利上げペースについてどのような見解を示すかが焦点だ。

声明文などとともに公表されるFOMCメンバーの金利予想分布図(ドット・チャート)に注目だ。
 国内では12月の日銀短観に関心が集まる。
足元で株高や円安が進行していることや原油価格の底入れ感などから企業マインドも明るくなっているようだ。


 国内の株式市場では、3社が新規株式公開(IPO)を予定する。

14日に転職情報サイトを運営するキャリアインデックス(6538)、15日に企業の管理部門などに特化した人材紹介業を手掛けるMS―Japan(6539)、16日にコンタクトレンズの製造・販売を手掛けるシンシア(7782)が、それぞれマザーズに上場する。

12月のIPO銘柄はいずれも公開価格を上回る初値を付けた。日経平均株価も上値追いの展開の中、明るい市場ムードを追い風に引き続き好スタートを切れるかどうか初値に関心が集まる。

 国内経済指標では、12日に10月の機械受注や11月の企業物価指数、14日に11月の首都圏マンション販売などが発表になる。

 米国では14日に11月の小売売上高や鉱工業生産指数、15日に11月の消費者物価指数(CPI)や7~9月期の経常収支、16日に11月の住宅着工件数などが発表になる。



【注目ポイント】
▽日本 12月の日銀短観(14日8時50分)

 7日公表の12月の短観では、製造業DIがプラス14と9月調査(プラス10)から改善した。

足元では株式相場が安定していることが企業マインドの支えになっているとの声がある。

為替の円高傾向も一服、石油輸出国機構(OPEC)の減産決定で原油安の影響も薄れつつあり、市場では景況感の改善期待が高まっているようだ。株高の持続性を占う上では足元の景況感に加え、先行き見通しにも関心が集まる。



▽米国 
米連邦公開市場委員会
(FOMC、13~14日)


 市場では今会合で追加利上げするとの見方が大勢を占める。利上げとなれば、昨年12月以来1年ぶり。11月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比17万8000人増と市場予想並みとなり、失業率は前月から0.3ポイント低い4.6%と約9年ぶりの水準に改善した。12月の利上げは織り込み済みで、焦点は2017年の利上げペースに移っている。

FOMC結果公表後のイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の発言と、同日公表されるFOMCメンバーの金利予想分布図(ドット・チャート)に注目だ。



▽IPO シンシア(7782)
マザーズに新規上場(12月16日)

 1日使い捨て、2週間交換、1カ月交換タイプといった使い捨てコンタクトレンズに注力し、代表ブランド「L-CON」シリーズを中心に展開している。

近年ではクリアレンズで培ったノウハウを活かし、1カ月交換カラーコンタクトレンズ「FAIRY」や「L-CON POP」など数多くのおしゃれ用コンタクトレンズを販売している。

2016年12月期は連結売上高が前期比16%増の49億400万円、営業利益は2.8倍の5億7600万円、純利益は10%減の1億1900万円を計画する。公開価格は仮条件(1940~2100円)の上限である2100円に決まった。


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