追加の金融緩和は見送り | マルメンライトのブログ
11月3日 文化の日

FOMC、政策金利据え置き、追加の金融緩和は据え置き。

今日、G20開幕。

ギリシャの10年物国債の利回りが28%!!ユーロ導入以来の最高水準。デフォルト秒読みか。

注目のCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)市場の保証料率も急上昇。ドイツ銀行、BNPパリバは軒並み昨年末の2倍の保証料率となって、かなり危険な水準である。

ギリシャが国民投票をした場合、緊縮財政に賛成する国民はかなり少ないと予想されます。たぶんみんな反対します。


今後何十年も重い税金と、あてにならない社会保障制度、年金もほとんどゼロ。だけど、ユーロ圏にとどまるにはEUの支援が必要。

EUのギリシャ支援の条件はかなり厳しい。


この条件で国民の皆さん良いですか?どうですか?嫌なら嫌って最初に言ってくださいね。後からまた暴動とか起こさないで下さいよ。
じゃあ多数決とりまーす。
という状態。

もし反対多数なら・・・。

EUやIMFがお金を貸さなくなります。

そうなると、ギリシャがデフォルトします。
そうなると、フランスが困ります。
フランスの銀行はギリシャ債をたくさん買っちゃったからです。
当然イタリアもスペインもポルトガルも連鎖的にお金が回らなくなります。

そうなるとサルコジが激怒します。
メルケルが更に融資に対して渋い顔をします。

そうなるとEFSFができる範囲でお金を出します。
この債券を喜んで買っているのは日本だけです。

EFSFは日本がだまされて買っている債券です。
そうなると、税収が少ない日本は増税します。
そうなると、日本経済は更に冷え込みます。

そうならないように野田さんに何とかしてもらうしかないですけど・・・・・・・・・。無理か・・・。



海外市況はもう一日ありますので、マダ何とも言えませんが、特に金は突っ込みのみ買いデス。