NY金、火柱大暴騰!!! | マルメンライトのブログ

10月26日

NY金、火柱大暴騰!!
一時1700ドルを超えた!
インド人もビックリのディワリ祭効果?ではないな。

欧州蔵相会議キャンセルとの報道で一気に加速。(首脳会談はやるみたい)
相変わらずドイツ首相は反対の立場。
昔の英サッチャーみたいに頑固である
正論だから仕方ないけど。

銀行が国債買いとりしたら、その国は終わりだよ。ってね。
今回はECBの国債購入に反対。当たり前だけどね。

米、経済指標が軒並み悪化という追い風もあり、1700ドル越え。

他にも買いの材料が・・。
アメリカの追加緩和観測。つまり金利が上がらないからドル売り。
ドルが売られるからGOLDが買われてる。って単純な発想しか私にはできないけど・・・。
通貨の価値が下がっているのだから。

ちなみに日銀も追加緩和を検討。
アメリカの顔色うかがって、いつも後手後手の経済政策。

戦後、日本の経済政策で成功したのは、所得倍増計画だけである。と勝手に思っている。
更に、田中角栄氏の「日本列島改造論」パート2をやってくれる政治家は今の日本にはいない。

円高は相変わらず、にしおかすみこにしおかすみこもビックリの放置プレイ続行である。


ゴールドは断固買い維持。今日みたいな上昇時には買わないけど。
突っ込みのみ買い。来年は超スーパー大相場と見る。


NY原油も続伸。93ドル台。
先進国が集中する北半球が冬場に入る。
世界的な脱原発でイヤでも石化燃料が買われる。

日本でも太陽光発電!なんて騒がれ始めているけど、実際、北日本の冬場に太陽光なんてまず無理です。屋根に雪が積もるような場所では、太陽光も風力発電も難しい。
国内定期市場は反応が薄い。円高のせいだけじゃない気がします。

穀物は鳴かず飛ばず・・・。

非鉄、特に銅が安いのが気がかりである。

というわけで、明日新月です。注意。



独り言・・・・CDSについて。 3年B組 マルメンライト


さて、クレジット・デフォルト・スワップ市場に異変が起きている。
特に日本国債の保証料率が意外と高くなってきている。
今月5日に1.5%で過去最高を記録している。
この数字は今年8月のフランスの数字と同じくらいである。現在フランスのCDS保証料率は更に上昇していますけど、海外から見れば、日本もフランスと同じくらい「危ない国」となっている。
イタリアは4%位。

日本はデフォルトなんてしないというのは、神話に過ぎない。
円高で円が買われているから大丈夫?

円が買われているのは日本が大丈夫だからでなく、貿易収支が黒字だから。ただそれだけ。

日本の貿易収支が赤字転落したら、もう目もあてられません。
そうなったら円安になるから大丈夫?
その時は、ハイパーインフレだから逆に物価高で、無法地帯となります。イメージは北斗の拳の世界です。

日本の金利上昇懸念は借金に対する金利の懸念という事。
金利払うだけで元本が減らない、ヤミ金みたいな状況になる事が怖いんです。
国債の利回り上昇(価格下落)は危険のバロメーターとなるわけです。

銀行の金利も上がるから預金者にとっては好都合?
銀行にお金を預ければ大丈夫?銀行が破たんしても1000万までは保護されるから?

その時の物価上昇率は大幅に上昇して、金利だけでは犬の餌代どころか、缶コーヒーも買えない位になるでしょう。

日本の国債は国内の金融機関が持っているから売らない限り大丈夫?
現在、利回りよりも保証料が高くなっています。
例えるなら、マンション経営で家賃収入より家賃滞納の保証金を保険会社に払っている金額の方が多い状態。
こんな状況なら、持っていれば持っているだけ損をしますから、そのうち売られます。

いまは、保証料の方が高くて、(銀行が国債を)持っていても損ですが、そのうち、保証料も下がって儲かると思っている金融機関が多いので、投げ売りの状況ではないのです。

賢い金融機関はもう逃げ始めているはず。
ヤバそうになれば、地方銀行に圧力をかけて、売りつけてやろうと思っている機関投資家は多いはず。

日本のデフォルト確率が東日本大震災直後よりも今の方が高くなってきている事に対して、危機感を持っている日本人は少ない。

めざめよJAPANESE!!

まだ今なら間に合いそうですが、このまま呑気に借金し続けるととんでもない事になりそうです。

まーあくまで個人的な見解ですので、それでも福沢諭吉の1万円札が一番信用できる!と思っている人は郵便局にお金を預けておきましょう。

日本の借金は世界一、深刻である。こんな国の債券誰が買うか?
世界中どこを探してもいないので、仕方なしに国内の金融機関が保有しているのである。

日本国債は国内保有率が多いから、国外保有率が高いの欧米各国と訳が違うから大丈夫というのは、幻に過ぎない。

本当にヤバくなったときに、だれも助けてくれないからだ!

心配な方は時々、クレジット・デフォルト・スワップ市場の日本国債の保証料率をチェックしてください。きっと何かの役に立ちます。


日本が借金をして国債を発行するのは構わないけど、その国債を外国に買ってもらうのが前提です。

日本人にリスクを取らせない政治力が試されます。

外国に「日本国債」買ってくれ!と本気で言える政治家がいないのがさみしい限りです。

その昔、ロッキー●事件という事件で賄賂を受け取ったとして逮捕された大物の政治家がいましたけど、別に日本国民の税金からお金をもらった訳ではなく、某航空会社から受け取った(とされる)容疑でしたので、日本国民の腹はちっとも痛くなかったのでした。

日本の借金を海外に払わせろ!という事じゃなくて、返せる計画を立てて、世界に日本国債を買ってもらえるような国作りをしないと、映画じゃないけど「日本沈没」になっちゃいます。