イタリア国債格下げがきいたかな | マルメンライトのブログ
9月21日 雨

イタリア国債の格下げ。市場の反応は冷ややか。当然というべきなのか、やっぱりねというところか。
想定の範囲内。
欧州国債の格下げはこれからが本番である。


NY金。急反発。1800ドル越え。1800ドル割れでは買いが入っているようである・・・。

FOMCで追加の金融緩和が検討されている事も買い材料との事だけど、あまりにもサプライズすぎる金融緩和は株価急騰でGOLDは多少売られるんじゃないかという気がするが、まー、一時的だろう。

とにかく突っ込みのみ買い方針。買い玉維持。
先週末の買いは多少利が乗ってきたけど、安心はできない。

原油は高いが、前日の急落に対する修正の範囲か。まだ本格的な上昇とはなっていない、。製品中心の買い。


で、数年前とは明らかに需給環境に変化が出てきている。直接日々の相場には関係ないけど、「シェールガス」の存在である。

私が数年前に書いていた「ミスターエックスの独り言」というブログでも書いた事があるけど、当時は「なんだそれ?」という感じで全く誰も関心を示さなかった。
最近では世界的に大注目のエネルギー源である。

簡単に言うと岩や岩盤にしみ込んでいるガスの事で、昔からガスの存在はわかっていたけど、抽出方法が確立されていなかった。
最近では「池上彰」氏のTV番組でも紹介されているから、ご存じの方も多いはず。

脱原発の流れから、太陽光発電や風力発電が注目されるようになったけど、シェールガスの存在は原油の中東依存が高い国にとっては夢のエネルギー源である。

さて、じゃー原油はもう終わり??
それでも世界的な製油所不足は変わらない。
石油製品中心の買い方針になんら変化はない。


穀物。大豆もコーンもぱっとしない。ハーベストプレッシャー(収穫期の売り圧力)らしいが・・・

どうやらそれだけじゃないな。
とにかく前回のUSDAの発表からなんかおかしい感じがするのは私だけではないはずだ。
チャート的にも大豆は売られ過ぎの感がある。

で、一番心配なのは非鉄相場だ。銅がまた安い。銅が上がらないと、全体の底上げはありえない。

唯一の明るい材料は日経新聞に「銅が年初来安値更新」という見出しがでて、目先下がりそうだという記事が出たので、逆にちょっとほっとした。


という事で、台風にご注意ください。