50歳を迎えて 人に教える仕事に変わりました。今8年が過ぎて思うのは「本当に難しい仕事だな」ということです。

 

つくづく学校の先生はすごいと思います。聞いている生徒、聞いていない生徒含めて毎回教えることをひたすら繰り返す。批判されるケースがよくありますが、文句を言う人は一度教えるということをやってみたらいいと思います。

(あのころ 居眠りばかりしていてごめんなさい)

 

教えた効果や結果はすぐ現れてはきません。3か月後なのか3年後なのか・・・あるいは はるか先の未来か。

中学校時代の先生から「効果が出なくても生徒を信じてひたすら伝える、繰り返し繰り返し、生徒を信じて」とお聞きしました。

 

もちろん営業という仕事に対する研修なのでクライアントは「結果」を希望します。しかし新人営業の結果はすぐに出ない。すると「研修の効果はないのでは?」という意見になります。これも当然と言えば当然です。

そうなると「自分の力が足りない」ことを実感するのです。

自分の中に「教えるなんて自分には出来ないのではないか やめた方がいいのでは」という気持ちがめぐります。

 

そんな時 過去の研修生から「研修に参加しなかったら 今の私はなかったと思います。本当にありがとうございました」という言葉をいただく時があります。

そうすると「もう少し頑張ってみよう」と気持ちがまた上がってきます。

 

人は人の優しさに救われ その中で生きていると思います。

 

管理職や社長にお願いしたいのはせっかくお金を使って入社した新人に対して「辛抱」して見ていただきたいということです。Z世代は・・・という前に

 

私は私にできる限りのことを伝えていきたいと思います。

くりかえし くりかえし 何度でもあなたに