前話はこちら
前回から3年の月日が経ち、道長たち公卿に髭が生えています。
大河ドラマで髭が生えた時って物語中盤に入ったなあと勝手に思ってしまいます。
都ではひどい干ばつで、引退していた安倍晴明を呼び出し、雨乞いさせます。
道長は寿命10年でも生きてたけど(死神の目と取引したん?)、安倍晴明は
見た限りでは退場っぽいですよね。
物語開始時からほとんど見た目に変更がなく、ユースケ・サンタマリアが
演じる~?野村萬斎様のイメージが強すぎて(はっ)みたいに思っていましたが(失礼)、
うさんくさいけど、確かな力のある晴明を演じてくださいましたね。
「枕草子」によって輝かしいころの定子は生き続け、一条天皇は未だ忘れられず。
きっと史実でもこんな感じで、敢えて「枕草子」では定子が大変だったところを
書かなかったんだろうなぁ。。。
今回「和泉式部」が登場しましたね。
全身シースルーだったぽいですが、さすが天下のNHK様でそれは無理。
てか、NHKがOKでも女優さんの事務所が無理でしょう。アングラか。
まひろは賢子のため、読み書きや作法を教えるけども、
この時の賢子って、未就学児でしょう?
パパおらんし、いくら祖父や叔父の乳母が遊んでくれても、
ママと遊びたいよね…ちょいまひろが教育ママから、毒母まではいかずとも
そのあたりいきそうな雰囲気を感じてました。後半それはひっくり返りますが。
母といえば、倫子さまの覚悟の決まり方もすごい。
「帝自ら中宮様の視界にお入りください」って、まさかの帝にお願い。
道長が目の前の帝と横の倫子さまをうかがいながら目がきょどってた。
入内に乗り気ではなかった倫子さまが、入内したからには幸せを掴んでほしいと
なりふり構わず行動する姿、さすが倫子さま(説明放棄)。
一方で道長がなぁ…フラフラしてるのよね。。。隆家がうさんくさいと行成に
注進されても、「うーん」みたいな。
もうちょっと怜悧な道長がみたいのよー。
まひろが物語を書いて、遊んでくれないことが面白くない賢子は
なんと燃やしてしまいます。(それはあかん…付け火は放火につながる…)
てっきり同じものが書けないことにぶち切れるのかと思いきや、
クリエイティブな部分については一切触れず、人としての在り方で怒ったまひろは
成長してるなあと思いました。
昔と今とじゃリカバリーできる方法がまったくないわけで、紙だって貴重だし、
そちらの怒りもあったでしょうが、為時パパが甘々為時じじになって、
かばってあげるのも◎。まひろの家はバランスとれてますね。
そして面白い物語を書く女がいると聞いた道長がまひろの家を訪ね、
次回予告でまひろの声で「いづれの御時にか~」が流れておしまい。
まーーーーた、二人が会うところで一週間のお休みって!引きがうまいよ!!
都知事選とオリンピックじゃNHKの企みというわけでもなさそうだし、仕方なく待つよ!!!